手軽に商品を売り買い出来るメルカリはユーザー数も大きく増えて、ますます便利になっています。
しかし、ある時、いきなりメルカリで商品が出品出来なくなった、商品へのコメントや購入が出来なくなった、という経験はありませんか??
私はあります!!
メルカリで利用制限がかかった。何で??
利用制限はいつ頃解除される?解除方法は?
永久に利用制限されたままってことはある?
無期限の利用制限は垢バンと同じって聞いたけど、解除は可能なの?
利用制限中に商品が購入されたらどうするの?
利用制限がかかったことにより、このような不安があるかもしれません。
ここではメルカリの利用制限の原因とその解除方法について詳しく解説していきます。
メルカリの利用制限とは?なぜ起こる?
メルカリの利用制限とは、メルカリの利用規約に違反する行為、もしくは違反の恐れのあるユーザーに対して科されるペナルティのことを言います。
利用制限はアカウント抹消とは違い、一時的なものであることが多く、しっかりと対処すれば制限はすぐに解除される可能性が高いのでご安心下さい。

メルカリって結構、利用制限されること多くない?
まあ、正直多いよね。僕も何回か利用制限くらってるよ。

利用制限が起こる要因はメルカリの利用規約に違反していることが主原因ですが、その規約が複雑で違反も様々あります。
2022年の不正決済問題
2022年の春、メルカリは決算発表で「不正利用」による16億円の補填費用での赤字計上を発表致しました。
メルカリでの不正で10億円、メルペイでの不正で6億円を計上しています。
簡単に言うと、メルカリやメルペイアカウントで本人ではない別人がアカウントを不正に利用し、その不正利用分の保証、補填に16億円かかったということです。

16億ってすごいな!!
この不正決済を防止するために、わずかでも不正決済の可能性があるアカウントは利用制限せざるを得ず、全く違反に覚えがないのに利用制限される、というケースもかなりありました。

正直、2022年に身に覚えのない利用制限された方の多くはこの不正決済問題に巻き込まれたケースです。ちなみに私は何回もこれで制限されています。さすがに今は落ち着いてきて理不尽な利用制限はなくなりました。
これらの規約違反やセキュリティ強化による利用制限について詳しく解説していきます。
メルカリとメルペイは連動している
メルペイはメルカリが運営している電子決済サービスで、メルカリと連動しています。
つまり、メルカリで利用制限を受けるとメルペイも使えなくなるし、メルペイで利用制限を受けるとメルカリも使えなくなる、ということです。

どっちのサービスもよく使ってるから利用制限はホントに困るのよね。
利用制限によりできなくなること
いいねボタンが押せない
出品ができない
他の商品にコメントができない
購入ができない
メルペイの利用不可
利用制限を受けると、基本的には商品の出品や購入、販売などのメルカリのメインサービスが利用出来なくなります。
また、メルペイも一時的に利用不可になるので、電子決済としてメルペイをメインで使っている場合には非常に困りますね。
利用制限されているかの確認方法
利用制限されているかを確認する最もお手軽な方法は、メルカリ内の適当な商品に【いいね】をしてみることです。

制限されていれば、【いいね】を押した時に利用制限中の画面が表示されますので、制限されていることがすぐに分かります。

反対に、他の人が出品している商品に【いいね】が出来るならば、利用制限がされていないのでメルカリもメルペイも普通に利用可能、という判断が出来ます。
メルカリの利用制限中でも出来ること
- 自分が出品している商品の編集や削除
- 自分が出品している商品へのコメント
- 取引中の商品のやり取り
自分が出品している商品の編集や削除
価格の変更や出品取り下げなどは利用制限中でも可能です。
自分が出品している商品へのコメント
利用制限を受けていても、自分の商品へのコメントは可能です。
ただし、その商品をユーザーに購入してもらうことは出来ませんので、「購入可能ですか?」の質問に「購入可能です」とコメントすることはできますが、その商品を購入してもらうことは出来ないです。
なので、「利用制限中のため、制限解除後に再度コメント致します。」といったコメントを残すか、利用制限が解除されるまでコメントへの返信しないかの2択かと思います。
取引中の商品のやり取りはOK
すでに購入した商品や売れた商品のやり取りは可能ですし、発送も出来ます。
ですので、取引中の商品に関しては利用制限中でも特に問題ありませんので安心です。
例外として取引中に取引相手への誹謗中傷などで制限を受けた場合には、メッセージ機能が使えなくなるケースがあります。
メルカリの利用を制限される規約違反、原因一覧
利用制限を出来るだけ避けるために、メルカリを利用制限されてしまう規約違反を一覧にしました。
基本的には、利用制限にかかりやすいと思う要因から順に並べています。
- メルカリの本人確認
- 出品が禁止されているものを販売した
- メルペイの不正利用、不正決済の疑い
- メルカリのシステム外での取引を促した
- 誹謗中傷や他ユーザーへの迷惑な行為を行う
- 手元にない商品を販売する(無在庫販売)
- マネーロンダリングの疑い
- 不正によるメルカリ紹介
1 メルカリの本人確認
メルカリの本人確認による利用制限が最近は非常に多いようです。ちなみに、これは規約違反ではありません。
基本的にはメルカリの規約に違反するような行為が確認された場合に本人確認が求められるようなのですが、体感としてはあんまり関係ないように思います。
メルカリの安全な利用のためにランダムで本人確認を求めているのかな?と私は感じています。
最近では、メルカリやメルペイの不正利用疑惑により、少しでも疑わしいアカウントは手当たり次第に利用制限している節があります。

それなりにメルカリを使っている場合には、結構な確率で本人確認を求められるよなー
そうだね。僕の周りでも、本人確認で利用制限かかったという話は結構聞くかな。2022年12月現在は本人確認の利用制限はかなり減っていると思います。

再度の本人確認もある
すでに本人確認を済ませている場合でも、理由も分からず利用制限されて再度本人確認を求められることもあります。

私はこのケースで3回利用制限になっていて、その都度、本人確認を求められました。
そのため通算4回、本人確認を行っています。

違反商品の出品や規約違反は一切ないはずなのですが・・・
不正ログインなどの疑いがある場合も制限されて本人確認を求められますし、メルペイの利用状況でも利用制限がかかり本人確認を求められることがあります。
ですので、メルカリを安全に利用するためにやってくれているのだ!と割り切って、本人確認及び利用制限は何度も起きる可能性があるかもと思っておいた方が良いです。
2 出品が禁止されているものを販売した
メルカリでは出品が禁止されているものが数多くあります。
知らず知らずの内に、出品禁止の商品を出してしまっている可能性もあるので注意です。
出品が禁止されている商品一覧
偽ブランド品、コピー商品
偽物と判断される基準は様々で、メルカリではその基準を開示していません。
自分が偽物だと気づいていなかったとしても、偽物を売ってしまった場合には利用制限になる可能性はあります。
特に高額な商品になると、正規品の確証がないというだけで削除対象となることもあります。(このケースでは利用制限まではされないことが多いです。)
購入時レシートの写真掲載がない場合
シリアルナンバーの写真掲載がない場合
購入経路が不明確の場合
正規店以外で購入したブランド品などを出品する際には注意しましょう。
新型コロナウィルスの影響により、取引が禁止されたもの
衛生マスク(個人が自作したものを除く)
https://www.mercari.com/jp/help_center/article/970/
手指消毒液
除菌シート・スプレー類
高濃度エタノール製品
精製水
アイソレーションガウン(防護服含む)
フェイスシールド
体温計
ハンドソープ
傷口用消毒薬(医薬部外品も含む)
アルコール濃度の高い食品添加物・添加物製剤
スピリッツ・ジン・ラム・ウォッカなど、アルコール濃度が高い酒類(ウイスキー・ブランデーを除く)
興行主による感染防止対策の妨げとなる恐れのあるチケット(Jリーグ観戦チケット、プロ野球観戦チケットなど)
PCR検査キットやそれに類するもの
新型コロナウイルスワクチン接種券およびそれに類するもの
酸素缶
血中酸素飽和度測定器(医療機器に該当しない家庭用商品)
酸素濃縮器(医療機器に該当しない家庭用商品)
犬猫療法食

うわー。結構あるなー。
そうだね。ハンドソープなんてうっかり出品しちゃいそうだし、観戦チケットはどの興行が違反になるか分からないし、ちょっと怖いね。

著作権・商標権違反(知的財産権の侵害)
特定のブランドや権利商品のロゴなどを無断で使用しているケースです。いわゆる、パクリ商品は駄目ということ。
権利商品のロゴ、デザインやマークを許諾なく使用していると判断される商品
https://www.mercari.com/jp/help_center/article/877/
ブランド品の全部または一部を加工したリメイク品
他の洋服等に付ける素材として出品されたブランドのロゴワッペンなど
許諾なくキャラクターなどを使用したハンドメイド品、同人誌など
商品名や商品説明に、権利侵害の恐れがあるブランド名やキャラクター名などを記載すること(xx風、xx系、xxタイプなど)
商品名や商品説明に、商品とは無関係のブランド名やキャラクター名(類似するブランド、キャラクターも含む)を記載すること
第三者が権利を有しているブランド品のロゴ・デザインと酷似している商品
事務局が特定のブランドを想起すると判断した商品
違法に複製された音楽CDやDVD(個人的に複製したものを含む)
芸能人の写真を無断で利用している商品
コピーガード(無断複製を防止)を回避するツール
その他、侵害行為を幇助する商品・正規品と確証がない商品と判断した場合
事務局が正規品と確証がない商品と判断した商品

ディズニー関係のハンドメイド品とか前はあったなー。
そうだねぇ。最近はさすがに減ったけどね。

犯罪や違法行為に使用される可能性のあるもの
配送会社や警察など、身分を偽って悪用されるおそれのある制服類
監視カメラや盗撮用カメラなど

犯罪の恐れのあるものもNGだね。やっぱり健全化が重要なんだろうね。
僕は猫だから盗撮なんかしなくてもどこでも入れるけどねー。


いや、このご時世だから多分捕まるで。
18禁・アダルト関連
エッチなものやアダルト関連の商品は出品禁止です。
もちろん、児童ポルノやそれを連想させるような商品も禁止です。
例えば、使用済みのスクール水着や体操着、制服、使用済みの下着など。

要は変態が好きそうなものは全部NGってことだな。
変態関係なく、アダルト関連は基本全部NGです!!

医薬品や海外輸入のサプリメント
薬機法に抵触するものはNG。
その他、許可なく製造した自作の化粧品類や小分けした化粧品類もNGです。

あらー。小分けした化粧品は駄目なのね。
そう。既存商品ならば使いかけでもOKだけど、小分けは駄目。

また、海外から輸入した化粧品は(シャンプーなども含む)、正規輸入品である必要があります。そのため、日本語で成分表などが書かれたシールが貼ってないとNGです。

化粧品は正規品であることの証明がないといけないのかぁ。厳しいな!
その他の出品違反商品
たばこ
農薬、肥料
現金や金券類、カード類
チケット類(転売目的などのケース)
ゲームのアカウントや電子データ
サービス、権利の実態がないもの
福袋(中身が不明)
残債ありの携帯、スマホなど

うわー。出品違反商品ってほんとにかなりあるんだなー。
このように意外と出品違反商品は多いので、しっかりチェックしてうっかり出品しないようにしましょう。
特に新幹線のチケットや切手などはヤフオクでは出品OKなので、うっかりメルカリでも出品してしまいがちですので注意です。
3 メルカリの不正利用、メルペイの不正決済
2022年はこの不正決済問題で利用制限されているケースが非常に多いと思います。
私もこの不正決済疑惑に巻き込まれて、すでに5回利用制限および本人確認を行っています。
全く身に覚えがない利用制限があった場合には、この不正決済疑惑での制限かなと考えておけばOKです。
正直、この利用制限にはユーザー側で出来る対策自体がないので、メルカリの指示通りに本人確認書類を提出して、さっさと利用制限を解除してもらいましょう。
方法は後述します。

規約違反している訳でもないのに制限されて、納得がいかないぞーーーーー。
4 メルカリのシステム外への誘導
これも意外とやってしまう規約違反です。
出品ページで外部サイトへの誘導は当然NGですし、ラクマで1000円安く出品しています、などの記載も危ないです。
また、メルカリ内で購入者に直接取り引きを持ちかけると(直接会って現金でやり取りなど)、システムの検知により即警告メッセージが届き、下手したら利用停止になります。
意外とやってしまうのは、「インスタに写真多数あるのでそっちで詳細確認して下さい!!」的な誘導です。

意図としてはメルカリの出品物の詳細な写真を見てもらいたいだけでも、インスタのDMで取引も不可能ではないため、当然これもNGです。注意しましょう。
メルカリという集客システムを利用している以上、メルカリ内で取引をすることが大前提ですので、メルカリ外での取引を促すような行為は一切禁止です。この点は本当に注意しましょう。
5 誹謗中傷や他ユーザーへの迷惑な行為を行う
コメントや取引メッセージでの暴言や誹謗中傷などの迷惑行為も利用制限対象になります。

街でも暴れていたら警察に捕まるもんねぇ。
そうだね。何かトラブルがあって少し腹が立ったとしても、出来るだけ冷静に対処するようにしよう!!

6 手元にない商品を販売する(無在庫販売)
メルカリでは手元に商品がない状態で販売して、売れたら商品を仕入れるという、いわゆる無在庫販売は規約違反となります。

やっかいなのは、別のフリマで売ってしまって商品が手元に無いという、うっかりパターン。
この場合、メルカリ事務局にキャンセル依頼をすることになりますが、これが無在庫販売と判断されて利用制限されてしまうケースもあります。
ですので、出品者都合(特に商品が手元に無いというキャンセル理由)でのキャンセルは、ペナルティを受けて利用制限されてしまう可能性があると思っておいた方が良いです。

これがあるからラクマとかの他フリマとメルカリの同時出品はちょっと怖いのよなぁ。
7 マネーロンダリングの疑い
自分が出品した商品を自分を含め、その関係者が購入することはマネーロンダリングの疑いありとみなされて規約違反となります。

友達が購入するのも駄目ってこと?
友人なら普通はメルカリを通して購入することはないからねぇ。

例えば、50万円の時計を出品して、自分や家族、知人がクレジットカードなどで商品を購入。商品のやり取りをせずに取引を終了すれば約45万円の現金を手に入れることが可能。
このような行為はメルカリではマネーロンダリングの一種とみなされて、厳しく取り締まりがされています。
利用制限を超えて一発で垢バンにもなりかねない大きな違反ですので注意です。

確かにキャッシング枠が無くなったら、クレカのショッピング枠を何とか現金化したくなるもんな。違反になるのも納得。
8 不正によるメルカリ紹介
メルカリは友達紹介によりポイントがもらえるキャンペーンを実施しています。
SNSなどで紹介すること自体は規約違反にはなりませんが、「この紹介コードから登録してくれたら○○差し上げます。」のような、特定の条件と引き換えにメルカリへ登録を促す行為は明確な規約違反です。

お魚と引き換えにメルカリを紹介するところだった。危ない、危ない。
メルカリの利用制限を解除する方法
そもそも利用制限はいつまで??
利用制限にも【3時間、12時間、1日、2日、3日、1週間】のように、いくつかの段階があります。
どのような理由で利用制限されているかにもよりますが、時間経過により解除される利用制限は出品物の規約違反のケースが多いです。
例えば、ハンドメイド品で著作権違反の疑いがあり、24時間の利用制限をかけられる、といった具体です。
お知らせ欄にて、利用制限の理由と利用制限時間の通知が来ている場合には、この利用制限の時間を経過すれば自動的に制限は解除されます。
ただし、利用制限に時間が記載されていない場合には、こちらからメッセージを送らないと利用制限が解除されないケースも多いので注意です。
お問い合わせより弁明のメッセージを送る
時間形式での利用制限ではない場合、運営に弁明のメッセージを送ることで制限が解除されるケースがあります。
お世話になっております。○○と申します。
現在、【出品禁止の商品を出品した】という違反行為を行ったことで利用制限をされております。
お恥ずかしい限りですが、当方が出品した○○が出品禁止であり、規約違反であるということを知りませんでした。誠に申し訳ございませんでした。
今後は出品が禁止されている商品は一切出さないようにして、このような迷惑行為は一切致しませんことを誓います。
また、メルカリ規約を熟読し、今後は規約に則った利用を遵守致しますので、どうか利用制限解除をご一考頂けませんでしょうか?
よろしくお願い致します。
文章は丁寧かつ、本当に反省していることを伝えましょう。
メルカリも運営しているのは人間ですので、丁寧かつ真摯な対応をすることで利用制限が解除されるケースもあります。
メルカリで無期限の利用制限・ペナルティ、いわゆる垢バンになったら??
無期限の利用制限は、実質的には永久的な利用制限であり、退会(垢バン)とほぼ同義と考えられています。

無期限の利用制限がほぼ垢バンって恐ろしいな。
そう。無期限の利用制限は本当に怖いのよね。

メルカリでの悪質な規約違反やメルペイの不正利用などが無期限の利用制限対象となる可能性があります。
2022年に多かったのがメルペイでの無期限利用制限ではないでしょうか?
私もメルペイの不正利用疑惑で無期限の利用制限を受けました。
無期限の利用制限となると垢バンと同じであり、復活はほとんど無理という記事が多く、焦ってしまっている方もいるかもしれません。
しかし、復活が難しいのはメルカリの悪質な規約違反であり、メルペイでの利用制限の場合には制限が解除されるケースも非常に多いので安心して下さい。
メルペイの禁止行為による無期限の利用制限
メルペイを普通に使っているだけなのに、突然、事務局からこのような通知が来ました。

メルペイでの禁止行為を確認したため利用拒否、という理由での無期限利用制限の通知です。

正直、めちゃくちゃ焦りました。無期限の利用制限はアカウント永久停止(垢バン)と同等と考えられているから、です。
無期限の利用制限を受けると、出品していた商品は全て削除されます。(公開停止中のものは残ります。)
メルカリで問い合わせ
メルペイの禁止行為を確認したとのことで制限されたのですが、第4項利用拒否について調べても、まったく思い当たることもなかったので、とりあえずメルカリのお問い合わせを通して状況の確認をしました。
無期限の利用制限になると、基本的に運営側からのアクションはないので、必ずこちらから問い合わせをする必要があります。

とりあえず、不正はしていないこと、何か知らずに違反をしているなら教えて欲しい旨を伝えました。
すると、数時間で運営からメッセージが。

理由は不正決済防止、ということのようです。

メルカリの不正決済問題が話題になったのが決算発表後の4月末でしたので、私が無期限利用制限を受けた時点ではそこまで不正決済問題が深刻だったことは知りませんでした。
正直、スーパーや飲食店でメルペイを利用しているだけでやましいことは全くないのですが、何かしらの決済が不正決済の疑惑あり、と判断されてメルペイを無期限で止められた、ということになります。
まあ、16億円も計上しなければいけないほどに不正決済が横行していたようなので、少しでも疑わしい場合には利用制限をしなければいけないのもやむを得ないと思います。

メルペイが利用停止になるとメルカリも制限されて使えなくなります。
2つの端末での利用が原因か?
私はI-PHONEとアンドロイドの両方でメルペイを利用しています。
理由としてはI-PHONEだとメルペイID決済を通してスイカにチャージが出来るからです。(アンドロイドは出来ません。)
ですので、電車に乗る時はI-PHONEを利用して、普段のメルペイ払いはアンドロイドスマホを利用していました。
この2つの端末での利用が第三者とアカウントをシェアしている、と判断された可能性があります。
メルカリやメルペイはアカウントのシェアは規約違反
メルカリ、メルペイともにアカウントは1ユーザー1つだけとなっており、他人とのシェアも禁止
例えば、彼氏彼女が1つのアカウントでお互いの不要物を売ってお金にして、そのアカウントのメルペイ残高を二人で使うのは規約違反になります。たとえ家族でもNGです。
この規約違反はうっかりやってしまう可能性がありますので、注意しましょう。
デザリングやWIFI接続も注意?
また、意外と見落としがちなのがデザリングやWIFI接続でのメルペイ決済、メルペイを通してのID決済です。
私も自分のスマホの電波が悪いときに、友達や家族にデザリングをしてもらって決済をしたことがあるため、これを理由に利用制限された可能性もあります。

デザリングって何?
他人のスマホ回線を分けてもらって借りることだね。家族や友人のスマホをWIFI代わりに使える便利なサービスだよ。

デザリング、WIFI利用でのメルペイ利用は規約違反でも何でもありません。
しかし、普段とは別の回線を使って支払いが行われたことをメルペイ側が感知して、不正決済の疑いありと判断されている可能性はあると思います。
メルペイ側が決済時にどのような情報を入手しているかは分からず、回線ではなく端末情報で管理していてデザリング利用は全く関係ないかもしれません。

しかし、別回線利用での不正決済疑いが怖いので、念のためデザリングでのメルペイ払いはしないようにしています。とにかく、何が悪いか分からないので疑心暗鬼になってます。
不正なんてしてないのに、なぜ?

端末は1つでメルペイを普通に使っているだけなのに、なんで利用制限されるんだ!!
このように、コンビニで買い物しただけで利用制限された!というような話もあるようです。
メルペイでは不正決済への対応を強化しており、普通にメルペイを利用しているだけでも、不正決済の疑惑ありとして利用制限されることが珍しくありません。

メルペイ側はなぜ不正決済と判断して利用制限したのかの理由は開示してくれませんので、自分で予想するしかありません。
通常、クレジットカードならば簡単にカードを止めるようなことはあり得ません。とんでもないクレームになりかねないですからね。
しかし、メルペイは電子決済サービスであり、まだ歴史も浅いサービスですので不正決済に対する精度が低いのは致し方ない部分はあります。
そのせいで16億円も不正決済が横行してしまったわけですし、手当たり次第利用制限をしなければいけない状況なのも納得です。

それでも、一方的に利用制限された!!と感じる人もいると思うので、不満はどうしても出ますよねぇ。
ただ、今後は不正決済に対する精度もどんどん上がっていって、訳も分からず利用制限されることは減っていくはずです。
おそらくは2023年くらいからは問題ないのではと予想します。

現在、2022年の12月末ですが、夏以降は理不尽な利用制限は一切なくなりました。恐らく、不正利用防止による無差別級の利用制限はかなり減ってきていると思います。
本人確認書類の提出
基本的にメルペイで利用制限された場合には本人確認を求められることが多いです。
無期限の利用制限での本人確認提出は、かんたんアプリの本人確認ではなく、メルカリの氏名変更から書類を提出する必要があります。
【個人情報設定→氏名・生年月日・現住所→氏名・生年月日】とタップしていけばOKです。

すると、氏名を編集しますか?と出てくるので、【編集する】をタップ。

【編集する】をタップして、本人確認書類の提出をします。
免許証や保険証などの本人確認書類を用意して、メルカリアプリの指示通りに写真を取ればOKです。
書類のアップロードが完了すると、氏名や住所の記入ページになるので、それぞれ記入していきます。
氏名も住所も変更は無いと思いますので、それぞれ本人確認書類通りに記入していけばOKです。

一度、登録してるのに何で同じことやらなあかんねん!
気持ちは分かる!けど、そうしないと使えないからがんばろー!!


本人確認完了を待つ
本人確認書類を提出したら、事務局側が確認してくれるのを待ちましょう。

この間も利用制限中ですので、早く確認してくれーと焦りますが、待つしかないです。

私の場合には、だいたい2時間~3時間で本人確認完了のメッセージが来ました。
ここのメッセージを読むと、もうメルカリとメルペイが使えるのかな?と勘違いしてしまいそうですが、まだ利用制限されています。
問い合わせより再度、連絡
本人確認の完了メッセージが来たら、再度、アプリのお問い合わせをしましょう。
これをやらないと、利用制限は解除されません。
お問い合わせの項目はメルカリ運営メッセージの指示通り、【お問い合わせ>お問い合わせ項目を選ぶ>禁止出品物・禁止行為について>カード決済における利用制限について】を選んで下さい。
恐らく、他の項目を選んでも対応してくれるとは思いますが、対応までに時間がかかる可能性がありますので、必ず【カード決済における利用制限について】という項目で問い合わせをして下さい。

本人確認が完了したこと、次に何をすれば制限解除されるのかを聞くこと。この2点だけ伝えればOKです。
無事に無期限の利用制限が解除
1時間くらいでメルペイより連絡がありました。

無期限の利用制限でしたが、無事に解除されました。
この間、約1日くらいです。
午前中に利用制限のメッセージが来たのならば、うまくいけば当日中に利用制限が解除される可能性もありますが、だいたい1日くらいはかかると考えておいた方が良いです。(正確な時間は公表はされていないものの、メルカリ運営の対応時間は日中だけのため。)

メルペイの利用で無期限の利用制限になったとしても、潔白ならばきちんと解除されますので、安心して下さい。
無期限の制限はやり過ぎ!ユーザーのフォローに期待
今回の不正利用に対する対処として、無期限の利用制限を乱発している印象ですが、少しやり過ぎな気もします。
無期限の利用制限になると、その通知はかなり強めの文章で、もうメルカリはずっと使えないのでは?と不安になってしまうユーザーも多いと思います。

これだけ問題になっているのだから、せめて不正利用疑惑用に別の利用制限案内をするべきだったかなと。
あなたに非は無いけれど、不正利用の疑惑があるから、一時的に利用制限します。ごめんなさい!的なメッセージなら、ユーザーも大きな不安を抱えることはなかったでしょう。

ちなみに私は頻繁にメルペイを使っているからか、2ヶ月間で4回無期限での利用制限をされています。
おおい。それはさすがに多いな。

特に問題なのは無期限の利用制限をされると、出品物が全て削除されてしまい、利用制限解除後も元には戻してくれないことです。

多数商品を出品してると出品物削除は本当に痛い!
今後、この不正決済問題が落ち着くまでにユーザーのメルカリ離れが加速するのではと懸念しています。

最近はようやくこの問題は落ち着きました。良かった。
メルカリの悪質な規約違反による無期限のペナルティ、利用制限
さて、前述したように見に覚えのない利用制限がある一方で、メルカリ運営側が悪質と判断した規約違反の場合にも無期限で利用停止となるケースがあります。
メルカリの評判を落とす行為や犯罪に繋がる可能性があるものなどは悪質な規約違反とみなされやすいです。
- メルカリの不正紹介(特定の条件と引き換えにメルカリへ登録を促す行為)
- マネーロンダリング(自分で自分の商品を購入して現金化)
- 大量の無在庫販売
- 警告後も禁止商品の出品をする
- 商品購入後に直接会って現金でやり取りしてメルカリ取引はキャンセルなど
これらは悪質な規約違反として無期限の利用制限になる可能性があります。

正直、悪質な規約違反による無期限の利用制限は解除が難しいですね。
無期限利用停止の場合には、メルカリに問い合わせをしなければ解除されることは絶対にありませんので、まずは問い合わせをしましょう。
制限解除のために弁明する
悪質な規約違反による利用制限の場合、もう同じことはしない、反省している、ということを運営側に伝えることで利用制限が解除される可能性があります。
お世話になっております。○○と申します。
現在、【特定の条件と引き換えにメルカリへ登録を促す】という違反行為を行ったことで利用制限をされております。
お恥ずかしい限りですが、特定の条件と引き換えにメルカリへ登録を促すことが規約違反ということを知りませんでした。誠に申し訳ございませんでした。
今後、このような迷惑行為は一切致しません。メルカリ規約を熟読し、今後は規約に則った利用を遵守致しますので、どうか利用制限解除をご一考頂けませんでしょうか?

このような形で、とっても反省していることをメルカリに伝えましょう。同じ違反はしないし、規約をしっかり読んで他の違反もしないことを伝えるのもポイントです。
規約違反の内容にもよりますが、これで利用制限が解除されることがあります。
ただ、メルカリ側にも利用制限を解除出来るラインを引いていると思うので、どうしても解除されないケースもあるようです。

この場合は暫くしてから再度、謝罪してみましょう。それでも駄目なら、もう解除はかなり難しいと思います。
無期限の利用制限になった場合、メルカリは使えないのか?

1人につき1アカウントのメルカリで無期限の利用制限になったら、もう永久に使えなくない?
そうです!!残念ですが、1人につき1アカウントが原則ですので、利用制限が解除されない限りはメルカリを使うことが出来ません。
住所や電話番号を変えれば、アカウントを再度持つことも不可能ではないかもしれませんが、完全な規約違反です。
また、メルカリは本人確認を徹底しているので、いずれ利用制限や退会になる可能性は高いと思います。

反省を示して、何とか無期限の利用制限を解除してもらえるように頑張った方がいいですね。どうしても解除されないならヤフオクやラクマを使うしかないです。
売上金や残高が残っている場合には無くなるの?

無期限の利用制限がかけられて、解除もしてもらえない!売上金どーなるんやーーー。
メルペイ残高(メルカリの売上金)は本人確認書類を提出することで銀行口座へ振込が可能
ですので、残高ごと制限されてしまう、ということはないので安心して下さい。
ポイントは保証されませんので、キャンペーンや友達紹介などで入手したメルペイポイントはそのまま制限されてしまい、実質的には失効と同等になります。
メルカリからの通知なしで利用制限
通常の規約違反などのペナルティの場合、メルカリのお知らせにより、利用制限がされた理由などが通知されます。
しかし、ケースによってはお知らせが一切ないままに利用制限されるケースがあります。
メルペイの不正利用疑惑
またまた、不正利用、不正決済疑惑が原因です。

最近はホントにこればっかりだな。もう、めちゃくちゃだーーー。
メルペイの不正利用疑惑で無期限の利用制限を受けた私ですが、これ以前にも何度かメルペイの不正利用疑いでメルカリが利用制限されたことがあり、このケースではメルカリからの利用制限通知もありませんでした。
通知がなかったので、買い物の時にメルペイ連動のID決済をしようとしたら使えなくて気づきました。
この利用制限はメルカリに問い合わせをすることで解除されることが多いので、すぐに問い合わせすることをお勧めします。
メルカリとメルペイは連動している
冒頭でも伝えましたが、メルカリが利用制限されると、メルペイでの支払いなどの利用も出来なくなります。
反対にメルペイが利用制限された場合にはメルカリでの購入などのサービスも利用出来ません。
メルカリとメルペイは連動しているため、片方が利用制限になるともう片方も制限される仕様となっています。

メルカリの利用制限中にメルペイは使えないし逆も同じってこと??
そう!!メルペイは財布代わりに使ってるから、マジで焦るね。

メルカリ利用制限・ペナルティの原因と解除方法のまとめ
- メルカリの利用規約に違反する行為、もしくは違反の恐れのあるユーザーに対して利用制限がかかる。
- 利用制限がかかると、出品や購入などが出来なくなるが、自分の商品の編集や削除、取引中の商品のやり取りなどは出来る
- 利用制限がかかる原因は様々あり、本人確認、禁止商品の出品、システム外の取引、マネーロンダリング、無在庫販売、他ユーザーへの迷惑行為などがある。悪質なケースは無期限の利用制限になる。
- 悪質な規約違反による無期限の利用制限は解除が難しいが、申し開きにより解除される可能性もある。
- メルカリでは本人確認を徹底しており、本人確認による利用制限が非常に多い
- 本人確認を済ませているユーザーでも、理由は分からないが何度も本人確認を求められることがある。
- 本人確認が終わらないと利用制限は解除されないので、すぐに本人確認を済ませること。
- メルカリとメルペイは連動しているため、片方が利用制限になるともう片方も使えなくなる。
- メルペイをよく使っている場合にはメルペイの不正利用疑惑でメルカリが利用制限になることもあり(場合によっては無期限での利用制限も)、この場合には通知がないこともあるため、メルカリに状況を問い合わせること。

メルカリで利用制限されることって珍しくないんだねぇ。
そうそう。だから利用制限されても悪質な違反に心当たりがなければパニックになる必要はないよー。僕も何度か利用制限されてるけど、全部すぐに解除されましたー。

本人確認や不正利用疑惑で利用制限されることは本当に多いと思いますが、これも私達ユーザーを守るためなんだと思って、頑張りましょう!

いや、気持ちよく応じるとか無理やろ!メルカリ頻繁に使えなくて困るねん。何とかしろーーー。
はい。何かすいません。
