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【ヤフオクで返金申請】不良品を返品し、返金されるには?返金されない場合の対処法も紹介

ヤフオクでせっかく入手した商品が不良品だった。
このような時、ガッカリしますし、非常に焦りますよね。

今回はヤフオクで不良品にあたった際にどのように返品するか、そして絶対にやってはいけない注意点などをお伝えします。

私も今までにいくつも不良品にあたってきましたが、全てしっかり返品し全額返金してもらっています。
今回は吸入器を購入したのですが、不良箇所があったため返品交渉をして返品出来ました。

その返品、返金までの一連の流れを実際のやり取りを交えながら紹介します。

ヤフオクの返品方法

返品不可、ノークレームノーリターンの商品は返品出来る?

ヤフオクでは返品不可、ノークレームノーリターンと書いている出品者は多いです。

そのため、商品が不良品の場合でも返品不可だと思っている人も多いようです。しかし、返品不可が許されるのは商品が正常に使える範囲であることが前提です。

不良品の場合には返品不可、ノークレームノーリターンは通用しませんので、泣き寝入りせずに出品者にキチンと交渉しましょう。
ただし、ジャンク品のためいかなる場合も返品は受け付けないと記載がある場合には交渉はかなり難しいです。

ジャンク品とは基本的には故障、破損している品物という意味ですので、故障している前提で出品されている品物だから、です。
ジャンク品で無い通常の商品の場合、返品不可、ノークレーム、ノーリターンの商品でもしっかり交渉すれば返品出来るケースがほとんどです。

受け取り連絡をせずにまずは商品をチェック

受取連絡

受け取り連絡をしてしまうと、その時点で取引終了となり相手に入金処理がされてしまいます。
その後、受け取り連絡の取り消しは一切出来ません。

こうなると出品者の方が断然有利になってしまいますので、必ず受け取り連絡は商品の確認、動作の確認をしてからにしましょう。

商品説明と写真をしっかりチェックする

商品説明通りの商品か、写真通りの商品かをしっかりとチェックしましょう。
例えば、商品の写真にしっかり汚れが写っている場合、汚れがあるとクレームを入れても、写真をちゃんと見なかったのが悪いということで返品は突っぱねられてしまう可能性が高いです。

基本的には匂いや見た目の汚れなどは主観的と判断されがちになり返品も難しい傾向にあります。

逆に明らかな破損(破れやほつれ含む)であったり精密機械ならば動作不良がある場合には返品に応じてもらえる可能性が高いです。

破損や動作不良に関する説明が商品説明にあるかをしっかりと確認しましょう。
商品説明には無い問題があった場合には出品者の見落としですので、返品したい旨、クレームを入れます。

高額商品の場合、写真は保存しておこう

商品が落札され次第、写真を削除する出品者がいます。
一般ユーザーの出品者にはほとんどおらず、どちらかというと業者に多いです。

悪意があって削除しているとは限らず、恐らく同業者やライバルのリサーチ対策だと思われます。
高額な商品の場合には写真は落札する前に保存しておくことをお勧め致します。

返金申請までの実例【私のヤフオクでの返品例】

今回、私が落札した商品を例に、返金申請までの流れを実例で紹介します。

私が今回落札した商品は吸入器と呼ばれるもので鼻水や痰などを吸い取る精密機械です。

この機械の蓋が壊れていてしっかり閉まらずに吸引をしてくれない、というトラブルでした。
一応、手でずっと抑えておけば使えるのですが、かなり不便です。

電源が入らないなどの致命的な故障ではないものの、不良品であることは間違いないありません。

まずは出品情報を確認してみます。

返品不可とハッキリかいてあります。
こうなると返品が出来ないのでは無いかと焦りますが、とりあえず商品説明も確認してみます。

商品説明まで確認した上で、ポイントは以下

返品の可否:返品不可
通電、動作確認済み。
現状品渡しになるのでご理解頂ける方のみ入札
ノークレームノーリターン

この辺りを読み取ると、返品出来ないのではないか?と思ってしまうかもしれません。
しかし、通電、動作確認済みなのでご安心下さい、と書いてあります。

そのため、正常に動作して問題なく使えることが大前提であり、正常に動作する商品なのに汚れがある、傷があるなどのクレームは受けられないし返品も出来ない、という意味になります。

つまり、商品自体に欠陥がある場合には返品交渉が可能ということです。

ノークレームノーリターンの意味

よく出品者が使う言い回しとしてノークレームノーリターンや中古品にご理解のある方のみ、お願いします。といったものがあります。

これらは小さなキズがあるなど、状態に関するクレームでの一部返金や返品は受け付けません、という意味です。
やはり落札者にも悪質な方がいて、色々と理由をつけて商品の部分返金(つまり、後出しの値切り)を求める人もいます。

ですので、その対策としてノークレームノーリターンと記載している出品者がほとんどで商品に問題があれば対応してくれる人が多いです。

衣類やバッグなどのファッション関係は要注意

今回のような精密機械ならば、不良箇所が明らかなので交渉しやすいですが、衣類などになると少し難しいです。

基本的にどの程度を不良と判断するかには個人差があり、ひどい香水の臭いがついている、服がビロビロに伸びている、小さな破れがあるなどの問題があっても返品に応じてくれない可能性があります。

商品の写真を添付するなどをして(臭いの場合は無理ですが)、客観的な証拠を提示して返品交渉しましょう。

香水の臭いなどは交渉がかなり難しくなりますが、返品が可能か落札者に一度聞いてみると良いと思います。

今回の商品は返品可能と判断

今回はノークレームノーリターンであるものの、動作確認ずみであり、正常に使えることが前提な出品であることが分かりました。

こちらで商品をチェックしたところ上蓋が壊れていてしっかりセットが出来ず、正常に吸引が出来ない、という状態でした。
これは商品説明と照らし合わせても、確実に不良品として返品出来ると判断しました。

相手に丁寧に連絡を入れる

まずは出品者へ商品に不良があった旨、連絡を入れましょう。
不良品を掴まされてイライラしているかもしれませんが、ここは出来るだけ丁寧に対応した方が良いです。

相手からすればあなたがどんな人間なのかは分かりません。
「おい、不良品だぞ!どーなってんだ、コラ!!!」のような乱暴なメッセージを送ると、単純にイチャモンをつけているのだろうか?クレーマーかしら?と思われてしまいます。

そうなると、本当に商品に問題があっても信じてもらえない可能性もありますし、下手したらあなたが壊したんじゃないか?と思われてしまうかもしれません。

自分の怒りや不安は抑えて、誠実で丁寧な対応を心がけ、対話出来る話の分かる相手からのクレームだと出品者に思ってもらうことが重要です。

不良箇所は具体的に

ただ、不良品だったと言われても相手も何が不良だったのか分からないので困ってしまいます。
どこがどのように問題だったのかを具体的に相手に伝える必要があります。

私の場合は吸引器に付いている蓋のフックが割れていて固定が出来ず電源は入るけど吸引は出来ない、という不良でした。

この点を詳しく記載して丁寧に相手にメールを送りました。
メールは取引メッセージ、連絡掲示板の両方から送りましょう。

連絡掲示板は一般に公開することが出来るので証拠保全の意味合いがあります。

連絡掲示板への投稿方法

連絡掲示板は商品落札ページからアクセス出来ます。
取引ナビからはアクセス出来ないので分かりにくいですね。改善して欲しいです。

商品落札ページにいったら、ずずいと下までいきます。

出品物の写真がのっている商品情報の上に連絡掲示板のボタンがあります。
取引ナビだけでなく、必ずこちらの連絡掲示板からも連絡しておくことをお勧めします。

他の利用者への公開は必ず公開するを選択して下さい。(デフォルトでは公開しないになっています。)
第三者もやり取りが見られるように掲示板も併用するので、公開しないと何の意味もないです。

返品までの実際のメールのやり取り

キャプチャが良く見えない人用に文章で。

お世話になります。
本日、商品を受け取りました。こちらで確認しましたところ、上蓋を固定する部位が割れていて使えません。
下側にPUSHと書かれているボタンがあるのですが、このボタンをひっかける上蓋のフック(固定する)部分がキレイに割れて無くなっているようです。上蓋が固定出来ないと吸引出来ません。
試しに上蓋を片手で強く押さえつけたら吸引はしたので、上蓋の破損が吸引出来ない要因と判断致しました。
動作確認もしたとのことで安心して購入させて頂いたので残念ですが、当方としては返品を希望致します。
どのようにご対応頂けるかご連絡頂けましたらば幸いです。よろしくお願い致します。

返品お願いメールのポイントはやはり丁寧さです。
丁寧な文章を送ることで相手の対応も非常に良くなることが多いです。

相手からのメール

非常にまともなメールが返ってきました。
これは問題なく返品出来るケースの可能性が高くなりました。

とりあえずホッとしました。

出品者が返品に応じない場合

出品者によっては商品の状態がいかようでも返品は一切受け付けていません、と拒否する場合もあります。

この場合には商品説明文と実際の商品に大きな差があることを写真を撮って客観的に証明しましょう。
写真をクラウドサービスか何かにアップロードしてそのURLを相手に送ればOKです。

そして、返金に応じてもらえない場合にはYAHOOに返金申請をする!と相手に申し伝えましょう。
これで返金に応じる人がほとんどですが、それでも拒否する人、音信不通になる人もいます。

この場合には、実際にYAHOOに意義申し立てをして下さい。

商品満足サポートの申請

ヤフオクでは、商品が手元に届いた場合には返金申請ではなく商品満足サポートの申請になります。
商品満足サポートの内容は以下です。

商品が届いたけれど満足いかない場合に申請出来る保証サービス
申請出来るのは1年に1回だけ
匿名配送を利用している場合に限る(定形郵便などは対象外)
YAHOOかんたん決済で支払いをしている
PAYPAYボーナスライトによるポイントでの還元(上限は1万ポイント)
購入後30日以内の商品
YAHOOウォレットの登録
審査は2次審査まであり、申請時には商品写真および本人確認書類の提出が必要

こうしてみると色々と制約があります。

特に【申請は年に1度だけ、1万ポイント上限】というのは厳しいものがあります。
トラブル時の対応はメルカリの方が断然良いのは間違いないです。

それでも泣き寝入りよりは余程良いので、しっかり保証サービスを利用しましょう。
大抵は保証を使う前に返品に応じてくれる出品者がほとんどです。

返送料や送料をどちらが負担するか確認する

返送料負担の確認

返品に関する送料の支払いについてこちらから確認します。
勝手に着払いで送るとトラブルになるかもしれないので、元払いなのか着払いなのかを確認しましょう。

そもそも着払いで送っても、相手がその分の料金を差っ引いて返金したら意味ありません。
必ず返送料の負担はどちらなのかは予め話し合うべきです。

今回は相手に選択を委ねました。
そもそも破損はしているものの動作はしているので、送料くらいはこちらで負担しても良いかな、でも払ってくれたらいいな、くらいで考えていたためです。

明らかに完全な不良品の場合には、【不良品ですので返送料も負担頂ますようお願いします。】のように強めに要望しても良いと思います。

反対に、香水の臭いが強いなどの証明が難しい不良品の場合には返送料は自分で負担するから返品出来ないかと交渉するのも有効でしょう。

業者の指定うんぬんに関しては、こちらが気遣い出来る誠実な人間であることをアピール出来ます。
基本的に出品者側が発送時に業者の指定をしているのは、その業者と専属契約を結んでいて送料が安いからです。

こちらから発送する場合(返送の場合)、元払い着払いのいずれにしても送料はどの業者でもたいして変わりません。
なので、業者を指定する人はあまりいないのですが、聞いておいたほうが誠実アピールが出来ます。

そして、相手からメールが返ってきました。

着払いでOKとのことで、相手も誠実な方なようです。
これなら返金まで滞りなくいけそうですね。

落札時の送料負担の確認

今回は返送料を負担してもらえるとのことで、落札時の送料はこちらで支払っても良いと考えていたので落札時の送料に関する交渉は致しませんでした。

しかし、明らかな不良品だった場合等、相手の落ち度が高い場合には返送料だけでなく落札時の送料分も負担してもらいたい、一切のお金を払いたくないというのが本音だと思います。
基本的には全額返金となる場合、送料分も含めて返金してくれる場合がほとんどですが、中には落札金額だけ返金する出品者も稀にいます。

後でもめないように落札時の送料も含めて返金してもらいたい場合には事前に送料分も返金してもらえるのか確認した方が良いです。
返金された後に送料分が返金されていないとクレームした場合、送金手数料のこともあり取り合ってもらえない可能性があります。

商品はしっかり梱包し返送する

商品はしっかりと梱包しましょう。
梱包が雑だと商品が傷ついてしまうかもしれません。

もともとあった不良箇所以外にも故障が出てしまっては、責任の所在が分かりにくくなり、非常に面倒です。
基本的には出品者が梱包してきた箱や緩衝材をそのまま使ってキレイに梱包し直せばOKです。

隙間には新聞紙が入っていたのでそれも詰めておきます。

これでバッチリです。

品物が箱の中で動かなければ大丈夫なので、新聞紙、わら半紙で隙間を詰めればOKです。
ヤフオクで商品を購入した際は返品の可能性も考慮して、箱や緩衝材は丁寧に扱って捨てずに取っておいた方が良いですね。

発送は必ず追跡付きにする

返品する際には必ず、お問い合わせ番号や追跡機能のあるものにしましょう。
ゆうパックや宅急便がお勧めです。

追跡番号が無いと相手に商品が届いたかの証拠が残りませんので、注意しましょう。

今回私はゆうパックの着払いで発送しました。
大きな荷物を送る場合には、定形外郵便物でも使わない限りは宅急便かゆうパックになると思います。
その場合、追跡番号、お問い合わせ番号が必ずあるので問題はありません。

小物類の返品の場合

小物や小さめの衣類の場合には、送料を節約するために、安いサービスを使って返品してほしいとお願いされるかもしれません。

その場合には返送の送料分を返金額に上乗せしてもらうようにして、安いサービスを使ってあげても良いでしょう。
(安価なサービスは着払いが無いので相手が返送料も負担するとなると、送料上乗せでの返金になる)

この場合も必ず追跡番号があるクリックポストなどを使いましょう。

匿名での返送は出来ない

返品の場合には、匿名取引で発送する、ということは出来ません。
ヤフオクのシステム上、返送というものが無いためです。

ですので、相手に返送先を聞いて、こちらも送り主として自分の名前や住所、電話番号を記載しないといけません。
せっかくの匿名配送なのに意味ないじゃないか、と思いますが、まあ返品自体滅多にあることでは無いので致し方ないと割り切りましょう。

振込先の銀行口座を相手に伝える

商品のお問い合わせ番号を知らせると共に相手に返金先となる銀行口座の情報を伝えましょう。

ヤフオクは取引のキャンセルが出来ない

ここはメルカリやラクマと大きく違う部分なのですが、ヤフオクの場合、取引のキャンセルが出来るのは出品者が商品を発送するまで、となっています。

商品発送後はシステム上、一切の取引キャンセルは出来ないため、個人どうしの銀行振込で対応となります。

このシステムはだいぶおかしいと思います。
メルカリのように商品受け取り通知をして取引が完全に完了しない間は、いつでも取引のキャンセルが出来るべきです。

このシステムにより、ヤフオクでは返品で取引不成立になっても出品者は落札手数料の10%を支払わなければいけませんし、落札者側は本当に返金されるかドキドキすることになります。

ヤフオクとメルカリの比較

ちなみに、フリマで有名なメルカリとラクマは商品の受け取り通知さえしなければキャンセルが可能な上に、返送にかかる送料以外は全てキャンセルされます。

つまり、落札手数料だけでなく発送にかかった送料もキャンセルになるので、出品者側もキャンセルに応じやすいシステムになっています。

例えば、1万円の商品をキャンセルする場合、ヤフオクだと【落札手数料+送料+返送料+銀行振込での振込手数料】がかかるのに対して、メルカリとラクマは【返送料のみ】ということです。

全然対応が違うなー。僕は正直、メルカリとラクマを使いたいよ。

ヤフオクに出品している出品者は業者であることが多く、個人ユーザーはどんどんメルカリとラクマに流れてきています。

メルカリはついにメルカリショップを開設して業者も取り込もうとしているので、ヤフオクもユーザー重視のサービスにしないと危ない所まで来ていると思います。

出品者が返品に応じる理由

ヤフオクのシステム上の問題で返金対応になる場合、出品者側がトータルで負担する金額はかなり大きくなります。

今回のケースだと送料往復分と落札手数料、銀行振込手数料で3000円近い金額になります。
商品自体は6000円くらいの落札額だったことを考えると、かなり厳しいですよね。

それでも返品、返金に応じるのは出品者が悪い評価をつけられたくない、顧客満足度の優先などの理由があるからです。
やはり一番の理由は、悪い評価がついて今後の出品に影響を出したくないから、だと思います。

私が今回のケースで出品者の立場だった場合には全く同じ対応をします。評価のことも大きいですが、不良品を確認不足で発送したのは自分ならば誠実に対応するのは当然だと思うからです。

落札者側は金銭的負担は無し

落札者側は返送料も出品者が支払ってくれるならば金銭的な負担は一切無くなります。

しかし、自分に落ち度が無いのに名前や住所、口座番号等の個人情報を明かさないといけないのは難点です。
ヤフオクではそうしないとお金は返ってこないので仕方ありません。(名前や住所を明かす点はメルカリも一緒です。)

正直、返送や連絡の手間を考えると、金額によっては諦めてしまった方が良い場合もあるでしょう。
今回は約6000円超えという自分にとっては絶妙に諦められない金額でしたので返品交渉をしました。

商品受け取りの連絡は返金までしない

受取連絡

ヤフオクの場合、商品受け取り通知をした直後に出品者に売上があがるようになっています。

今回の場合、商品は一旦受け取ったものの、不良品で返品するのですから商品を受け取ったとは言えません。

ですので、絶対に商品の受け取り連絡をしてはいけません。
受け取り連絡をしてなければ、商品を返品した後に相手が返金しない場合には、商品未達としてヤフオク運営に異議申し立てが出来るからです。(支払いから2週間以内)

受け取り通知を先にしてしまっている場合、相手が商品の返送を受け付けたのに返金してくれない、というトラブルの際に何も出来ません。
せいぜい、相手の評価にその事実を書くことくらいです。お金は戻ってきません。

ヤフオクとしては受け取り通知をした時点で取引完了とみなすので、一切対応してくれません。
ですので、商品の受け取り通知は必ず返金後にしましょう。

出品者側が商品の返品を受け付けない場合

商品によっては出品者側が返金には応じるけれど、商品の返品は不要と言ってくるケースもあります。(安い商品に多い。)

そして、何だかんだ言って返金をなかなかしてくれない場合。

この場合には商品が手元にあるので商品未達としてヤフオク側に異議申し立ては出来ません。

商品満足サポートを利用することになります。

【商品が手元に無い=商品未着で返金申請】【商品が手元にある=商品満足サポート】ということになります。

出品者側が先に受け取り通知をしてくれと言ってきた場合

このようなケースでは、出品者にこう伝えましょう。

受け取り通知をすると商品を受け取って取引が完了したことになってしまいます。
商品は返品となり取引は完了していないので、返金確認後に受け取り通知を致します。

実は出品者は受け取り通知が無くても、落札者が支払いした日から2週間後には自動的に売上を受け取れるようになっています。

ですので、銀行振込で個人的に落札者に返金した後に、「落札者が受け取り通知をしてくれない⇒自分にヤフオクの売上も入らなくて丸損」というリスクは出品者にはありません。
先に受け取り通知をしてくれと、しつこい場合には上記のことも合わせて、伝えると良いでしょう。

返品後に返金してくれない場合

商品を返送しているのに返金をしてくれない場合には、商品未着でヤフオク側に申し立てをしておきましょう。

商品の支払い完了から2週間後には出品者に売上が入るようになっています。
そうなってからお金を取り返すことは非常に困難です。

まずは2週間という期間以内に返金がされない時には、出品者に返金の催促をしましょう。
それでも返金がされない場合にはヤフオクに異議申し立てをする旨、取引メッセージで伝えておきましょう。

実際にはそれで返金されることがほとんどですが、無視されたらヤフオクに異議申し立てをしましょう。

土日祝日は対応しない出品者も

基本的にヤフオクの場合、出品者が業者であることも多いです。

そのため、金曜日の夕方~日曜までは一切連絡が取れないことも珍しくありません。

返金に対するメッセージが来ない場合には不安になりますが、もしかしたら定休日かもしれないので2日くらいは待つことをお勧め致します。

連絡が無ければ評価欄からメッセージ

暫く待っても連絡が無い場合には評価からメッセージを送りましょう。

評価欄は第三者の目にも触れるので、まともな出品者ならば対応する可能性が高くなります。

評価欄から連絡する場合、【良い、どちらでもない、悪い】のいずれかの評価を選ばなければいけません。

評価は後で変更出来るので、今の現状でのあなたの出品者への評価を下せばOKです。

紳士な対応を

評価で連絡をする場合、言葉には気をつけて下さい。

言葉が悪いと、第三者が評価欄を見た時に「落札者がクレーマーなんじゃないの?」と思われる可能性があります。

出品者も「対応しなくても悪質な落札者だったと思わせられるな。」と考えるかもしれません。

丁寧かつ紳士的なメッセージを送ることで、出品者の不手際や至らなさを強調することが出来ます。

ヤフオクへの返金申請が可能な日時

商品未達でヤフオクへ返金申請が出来るのは支払い後8日~12日後までとなっていますので注意です。


ここで重要なのは支払いをしてから12日後までということです。返品した日では無いので注意しましょう。

商品落札して、支払いをしたのが3月1日。
商品到着が3月3日。
商品を確認してから返品交渉し、商品を返送出来たのが3月5日
相手が商品を受取るのが3月6日か7日

かなりスムーズに事を運んでも、残りは1週間もありません。

この1週間の間に相手が返金してくれなかった場合にヤフオクへ返金申請することになりますので、時間的にかなりシビアです。
途中の過程が遅れたら、その分返品も返金も遅れてしまうため、迅速に行動して下さい。

返金申請期限が過ぎてしまった場合

商品を返送したのに出品者が返金をしてくれない、ヤフオクの返金申請期限も過ぎてしまった。

このような場合には、商品満足サポートを利用するしかありません。

商品満足サポートはPAYPAYボーナスポイントでの還元となり上限は1万ポイントです。

こちらは購入後、30日以内が申請期限となっております。

返金を先に要求することは可能か?

こちらが商品を返送する前に返金してくれたら、それが一番良いですね。
ヤフオク側も商品を返送する前に返金してもらうことを推奨しているようです。

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ヤフオクの返品に関して

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しかし、私は今まで経験上、返金を先に要求したことはありません。

私が出品者側としても何度か返品を受けたことがありますが、その際も商品を返送される前に返金要求があったことは無いです。

出品者側の心情も汲み取ろう

出品者としては、落札者が単純にイチャモンをつけていて、返金しても商品を返送してくれないかもしれない、という懸念を考えます。
商品が本当に不良品で自分に落ち度があると分かるのは商品が返送されて実際に確認した後になります。

【返金を先にする⇒落札者が商品をキープして受取通知をする⇒取引は正常に終了し出品者が丸損】というケースを恐れています。

落札者が商品の受け取り通知をした時点でヤフオク内での取引は終わりますから、落札者が商品を返送してこなくても何も出来ません。

ですので、やはり出品者側は商品確認後に返金したいと考えています。

出品者は本人確認もありますし、評価のこともありますので、誠実に対応する可能性が高いです。(特に評価多数の場合)

反対に落札者は捨てアカウントによって落札すれば評価を気にする必要が無いため、詐欺目的で返品交渉しているかもしれない、という不安が出品者側にはあります。

このように、出品者の方も実は立場が弱い部分もあり、返品のクレーム時には不安に感じているのは事実です。

不良品を出品するようなことはあってはいけませんが、商品を多数扱っていると、稀にどうしても商品チェックが疎かになってしまうこともあります。

私も出品を多数してきているので、申し訳ないことに何度か落札者様に迷惑をかけてしまったこともあります。

ですので、返品、返金申請に関しては落札者、出品者の両方の気持ちが分かります。

大抵の出品者は誠実に対応してくれるので、落札者側は焦らずに淡々と交渉することが重要だと思います。
以上のことから、現状では商品を返品後に返金される、というのが一般的です。

泣き寝入りか?ヤフオクは基本仲介しない

仮にヤフオクに商品未着で返金申請をしたとしても、すぐに返金される訳ではありません。

ヤフオク側で出品者に状況の確認などをして、【出品者ー落札者】の当事者同士で返金のやり取りをするように促してきます。

私の知るケースでは、ここで出品者側から返金があったため問題は解決したのですが、ヤフオクからの連絡があった上で出品者が返金を拒否した場合に、ヤフオク側が落札者に返金処理をしてくれるかは分かりません。(ヤフオクの公式サイトでも明言無し。)

ここはメルカリやラクマと大きく違う部分であり、ヤフオクで商品を購入する際に最も懸念される部分です。

こうなると受けられる保証は商品満足サポートということになり、上限1万ポイントでのPAYPAYライトでの還元となります。

どんなに高額商品でも1万ポイント上限なので、高額商品で不良品を掴まされてさらに出品者の対応が悪ければほぼ泣き寝入りになる可能性が非常に高いです。

ですので、ヤフオクではしっかり対応してくれる出品者から購入することが最も重要になります。

無事に返金される

私の返品の話に戻ります。
商品返送から3日くらい経過したところ、無事に銀行口座に落札金額と送料を合計した6690円が入ってきました。

しっかりと返金を確認した後で、商品受け取り通知をしました。

2週間後に自動的に相手にお金が振り込まれるとは言え、早めに通知してあげた方が相手も安心するので、早めに通知することをお勧めします。
最後に、取引自体は不成立だったけれど、お互いに評価するかどうかなどを出品者と確認して取引は終了致しました。

返品、返金までの流れを確認

【商品が到着し確認すると不良品。商品が違う。】
⇒受け取り連絡はせずに出品者に連絡。

【返品、返金を受け付けるか確認し、返品を受け付ける場合】
商品を返品する。事前に返送料や落札時の送料、落札手数料はどちら負担するか確認。

返品したのに返金をしてくれない場合。
取引メッセージで連絡を取る。返信が途絶えた場合には、評価欄よりメッセージを送る。

それでも連絡が無い場合
商品は手元に無いので商品未達でヤフオクに返金申請。支払い後、8日~12日の間。

※ヤフオクは基本取引に仲介しないので、返金されるかは不透明。

【返品、返金を受け付けるか確認し、返品を受け付けない場合】
商品が手元にあるので、返金申請は出来ない。

商品が不良品や商品違いでの商品満足サポートの申請をする。(上限1万ポイント)

※1万ポイント上限なので、高額商品なら泣き寝入り状態


       

ヤフオクでの返金、返送まとめ

ノークレームノーリターンの商品でも商品説明に無い明らかな不良があれば返送出来る

相手が返品を了承すれば、返送先を聞いて返送する。

こちらの銀行口座を伝える。

返金確認後に受け取り連絡をする。

今回は相手も誠実な方だったので問題なく返品出来ましたが、毎回必ずスムーズに返品出来るとは限りません。

とくに出品者の評価が少ない場合、不用品を売っているだけなので評価を全然気にしない場合などは、なかなか返品を受けてくれない可能性もありますので、粘り強い交渉が必要です。

返品を受けてくれない、返金してくれないという場合には、商品満足サポートを使うしかなくなります。

1万ポイント上限の還元ですので、高額商品の場合には実質泣き寝入りです。

トラブルにならないためには、出来るだけ安心出来る出品者から商品を購入することが最も重要です。

良い出品者を見分ける方法は以下を参考にしてください。


不良品に遭遇することはそう頻繁にあることではないので、もしも不良品を掴まされたら上記の注意点をしっかり押さえた上で、感情的にならずに淡々と返品の交渉をしていきましょう。

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