ヤフオクで出品する際に頭を悩ませるのが発送方法ではないでしょうか。
ヤフネコパックはヤフーとヤマト運輸が連携したお得なサービスで、ヤフオクの商品発送には必須のサービスです。
送料が少し複雑ですのでここで詳しく解説致します。お得に発送して少しでも手元に残るお金を増やしましょうね!
ヤフネコパックとは?
ヤフーとヤマト運輸が連携した配送サービスです。以前はハコBOONがありましたが、その代わりとして出てきたサービスと言えます。
宛名書き不要。コンビニへ商品を持って行く→スマホでバーコードを表示→バーコード読み取りで簡単配送!
配送料が最大で69%オフがウリとなっています。
基本的には送料出品者負担の方が安くなっていますが、どれくらい違うのかを詳しく解説します。
ネコポスは送料出品者負担が30円安い
出品者負担全国一律195円(税込)
落札者負担全国一律225円(税込)
30円の差ですが、数百円の商品なら大きな差になります。
買い手側は送料もキッチリ計算してシビアに入札する人も多いので、安い商品ならば送料出品者負担にして30円節約するのがおすすめです。
宅急便コンパクトは出品者負担が断然お得!
ヤフネコパックの宅急便コンパクトを利用するならば出品者負担での送料がかなりお得になっています。
出品者負担の場合
出品者負担 全国一律380円
落札者負担の場合
落札者負担 444円~984円
こちらは地域によって送料が変わります。
基本的にはどれだけ離れているかの距離で金額が変わるようです。
東京の例
1都内~近隣の県(三重県~宮城県含む) | 444円 |
2少し離れた県(滋賀、大阪~岩手、青森) | 498円 |
3離れている県(四国~山口) | 552円 |
4かなり離れている県(北海道、九州、沖縄) | 660円 |
北海道から沖縄になると984円になります。
こう見ると出品者負担が一律380円なのに比べるとかなり割高になるケースも出てきますね。
宅急便コンパクトで発送する商品に関しても出品者負担にする方がお得なことが多いと言えます。
宅急便の場合はケースバイケース
宅急便の場合は60サイズで近隣の県までは送料落札者負担の方が安いです。
他は全て出品者負担の方が安くなっています。
宅急便60サイズ
送料出品者負担 一律700円
送料落札者負担【東京発送の場合】
1都内~近隣の県(三重県~宮城県) | 657円 |
2少し離れた県(滋賀、大阪~山形,青森) | 765円 |
3離れている県(四国~山口) | 873円 |
4かなり離れている県(北海道、九州、沖縄) | 1089円 |
60サイズの場合、同県~近隣の県は落札者負担の方が安いことが判明しました。
東京発送の例を見れば分かりますが、かなりの範囲を657円で発送出来るので、60サイズは落札者負担でも良いかもしれません。
しかし、これは東京の例であり、例えば北海道や九州から発送となると出品者負担の方が安くなる可能性が高まるでしょう。
宅急便 80サイズ
送料出品者負担 一律800円
送料落札者負担【東京発送の場合】
1都内~近隣の県(三重県~宮城県) | 873円 |
2少し離れた県(滋賀、大阪~山形,青森) | 981円 |
3離れている県(四国~山口) | 1089円 |
4かなり離れている県(北海道、九州、沖縄) | 1305円 |
宅急便100サイズ
送料出品者負担 一律1000円
送料落札者負担【東京発送の場合】
1都内~近隣の県(三重県~宮城県) | 1111円 |
2少し離れた県(滋賀、大阪~山形,青森) | 1219円 |
3離れている県(四国~山口) | 1327円 |
4かなり離れている県(北海道、九州、沖縄) | 1543円 |
宅急便120サイズ
送料出品者負担 一律1100円
送料落札者負担【東京発送の場合】
1都内~近隣の県(三重県~宮城県) | 1327円 |
2少し離れた県(滋賀、大阪~山形,青森) | 1435円 |
3離れている県(四国~山口) | 1543円 |
4かなり離れている県(北海道、九州、沖縄) | 1759円 |
宅急便140サイズ
送料出品者負担 一律1300円
送料落札者負担【東京発送の場合】
1都内~近隣の県(三重県~宮城県) | 1564円 |
2少し離れた県(滋賀、大阪~山形,青森) | 1672円 |
3離れている県(四国~山口) | 1780円 |
4かなり離れている県(北海道、九州、沖縄) | 1996円 |
宅急便160サイズ
送料出品者負担 一律1600円
送料落札者負担【東京発送の場合】
1都内~近隣の県(三重県~宮城県) | 1780円 |
2少し離れた県(滋賀、大阪~山形,青森) | 1888円 |
3離れている県(四国~山口) | 1996円 |
4かなり離れている県(北海道、九州、沖縄) | 2212円 |
宅急便の送料まとめ
ヤフネコパックの宅急便は基本的に出品者が送料負担した方が安いです。ちなみに120サイズで北海道から沖縄では出品者負担は1100円で落札者負担だと3379円でした。
ヤフオクでは慣例的に送料は落札者が負担するケースが多いです。しかし、個人の出品に関してはヤフネコパックを利用するならば、送料は出品者負担にする方がかなりお得なことが分かります。
送料を出品者負担にすると、送料が安くなる上に【送料無料】のタグが付きます。
まだまだ送料無料が少ないヤフオクなので、この【送料無料】がいい感じに目立っていますね。
買い手としては「送料を合計したらいくらになるのか?」を常に考えているので【送料無料】のタグは非常に有効です。
なぜヤフオクは落札者負担が多い?
これだけ出品者負担がお得なのに、なぜヤフオクでの送料は落札者負担が多いのでしょうか。一番大きな理由はヤフオクは業者の出品が多いからです。
業者は運送業者と大口契約を結んでいて、全国一律料金で契約していることがほとんどで、ヤフネコパックを使うよりも安く発送が可能です。
また、個人で出品している人でも出品数が多い場合には、発送代行業者に商品の保管と発送を委託しているケースは珍しくありません。そうなると発送方法は代行業者に一任しているので選択肢がありません。
たまに発送業者の指定は受けられないと記載している出品者がいますが、これは運送業者と契約を結んでいるからなのです。このような理由によりヤフオクは落札者負担が多く、それに釣られるように?一般の出品者さんも落札者負担を選択しがちです。
しかし、現在は個人出品の場合には出品者負担で発送した方が明らかに安いのですから、これから送料出品者負担の出品は増えていくと思います。
ヤフネコパックの送料まとめ
ヤフネコパックは商品コンビニ持込みで即発送可能
基本的に送料は出品者負担の方がお得
ネコポスは出品者負担だと送料が30円安い
宅急便コンパクトも出品者負担の方が安い(概ね100円~200円)
宅急便もサイズによるが出品者負担の方が安い(概ね100円~500円)
出品者負担だと出品時に送料無料のタグがつくのでアクセスアップが見込める