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手数料5%のPayPayフリマは売れない?50品出品してメリカリやラクマと比較して検証!

クロ
クロ

販売手数料が安いPayPayフリマが気になるぞ!!

確かに販売手数料5%は魅力だよね。メルカリ並に売れるならメインで使いたい!

オライ
オライ

PayPayフリマは2021年の1月より販売手数料を10%から5%に引き下げました。

ラクマが6.6%に販売手数料を上げていたので、PayPayフリマは手数料がフリマ業界最安となっています。

PayPayフリマって本当に売れるの?
デメリットはないの?
メルカリから乗り換えた方が良い?

このような疑問にお答えするために、実際にPayPayフリマとラクマ、メルカリの3つに商品を同時出品して、どのフリマが一番売れるのかを検証してみました。

商品数が少ないと意味がないと思ったので、商品は50個、用意しました。

クロ
クロ

おおー。この中で一番売れたフリマアプリがどれか気になるな!

PayPayフリマ(販売手数料最安)は本当に売れるのか?検証!

それぞれのフリマの特徴

フリマアプリ名PayPayフリマメルカリラクマ
販売手数料(税込)5%10%6.6%
振込手数料(税込)100円
※PayPay銀行は無料
200円210円
※楽天銀行で
1万円以上は無料
送料170円~1800円210円~1600円175円~1500円
備考ゆうパックは
170サイズまで可
ゆうパックは
100サイズまで
ゆうパックは
170サイズまで可
※送料は大型商品を除く、ゆうパケットとネコポス~ゆうパックとヤマト宅急便の送料を算出

上記はそれぞれのフリマの特徴です。

販売手数料や振込手数料、送料などの条件がそれぞれ違います。

例えば、メルカリではゆうパケットが230円でネコポスが210円であるのに対して、ラクマはゆうパケットが180円でネコポスが200円です。(ラクマの場合、ゆうパケットポストは175円)

また、メルカリはゆうパックは100サイズまでしか受け付けない一方、ラクマでは170サイズまで受付可能な上に140サイズ~170サイズまでは送料が一緒で1500円で発送可能です。

クロ
クロ

えー。それはかなり違うなー。

そうだね。それでも3つのアプリと基本的な送料は一緒の部分が多いから、やっぱり販売手数料の差が一番大きいよ。

オライ
オライ

ちなみにPayPayフリマはヤフオクとの同時出品が可能ですが、このシステムを使うと販売手数料はヤフオクと同じく10%(プレミアム会員は8.8%)取られてしまいます。

これでは検証の意味が全くないので、PayPayフリマ単体で出品して販売手数料5%で、どれだけ売れるのかを検証します。

PayPayフリマでの出品は初ですが、ヤフオクで数百回の取引実績があり、PayPayフリマの評価欄はヤフオクの評価も含まれるため、評価が少ないから購入されないということはなさそうです。

検証用におよそ50品目を選定

今回は検証用ということで、完全な不用品から本来なら売らない商品まで様々の商品を用意しました。

あまりにもジャンルが偏ってはいけないので、本やCD、ゲーム機、家電、オーディオ機器、楽器、PC用品、お酒、服や靴、食器類など、可能な限り色々なジャンルから取り揃えてみました。

クロ
クロ

こんなに色々、売るものが見つかるもんなんだね。

いやー、不用品だけじゃなくて出来れば取っておきたいものも検証として出品してしまったのだ。

オライ
オライ

価格は最終的な受取金額が同じになるように設定

それぞれのフリマに出品する際には、販売手数料、送料を引いた手取りとなる金額がだいたい同じになるように価格を設定致しました。

あるPC用品の例
メルカリ   1万円
ラクマ    9650円
PayPayフリマ 9500円

送料に関しては60サイズ以上になるとラクマが少し割高になるため、多少の価格調整はありますが、基本的には販売手数料のパーセンテージ分、メルカリよりもラクマとPayPayフリマが少し安く出品出来るといった形です。

クロ
クロ

これだけを見るとPayPayフリマはかなり有利っぽい。

確かに!僕もPayPayフリマが売れるんじゃないかと期待してます!!

オライ
オライ

実際にそれぞれのフリマで出品して検証

早速50品目をそれぞれのフリマに出品していきます。

正直、時間がかかってかなり大変でした。

特にPayPayフリマはパソコンからの出品が出来ないので、一番心が折れそうでした。

オライ
オライ

フリマアプリはスマホで出品しやすいように工夫されているので仕方がないけどさ。

じゃあ、全部スマホで出品すればいいじゃん!!

クロ
クロ
オライ
オライ

いや、多少使いにくくてもやっぱり一気に出品するならパソコン使った方が早いからさー。

安い商品の場合、それぞれのアプリに出品する手間を考えると、どれか1つのフリマアプリに絞ってしまった方が良いように思います。

アクセス数は断然メルカリだった

全ての商品を出品してみてハッキリと分かったのが、アクセス数が最も高かったのはメルカリということです。

商品やジャンルによって多少の変化はあるものの、概ねメルカリのアクセスが最も多いという結果になりました。

メルカリでアクセスが100の商品の場合、ラクマでは40~50アクセス、PayPayフリマでは20~30、という感じです。

例えば、こちらの化粧品の場合。

メルカリでは53アクセスでPAYPAYフリマでは14アクセスでした。

こんな感じで、だいたいの商品はメルカリの方がPAYPAYフリマよりも3倍~4倍くらいのアクセス数がありました。

意外と健闘していたのがラクマで、ラクマはメルカリの2分の1くらいのアクセス数があり、明らかにPAYPAYフリマよりもアクセスがありました。

早速結論!PayPayフリマ全然売れない!!

オライ
オライ

いや、本当にビックリしたんですが、PayPayフリマは全くと言ってもいいくらいマジで売れなかったです。

意外だったのがラクマが結構売れたこと。

ジャンルにもよるのですがザックリと売れた割合を言うと、メルカリが6割、ラクマが3割、PayPayフリマは1割にも満たない、という割合になりました。

具体的には、50品目のうち、売れたのが38個で個数が下記になります。

最終的に商品が売れた個数

メルカリ   27個
ラクマ    10個
PayPayフリマ 1個

クロ
クロ

え?PayPayフリマ1個しか売れなかったのかーー

そう。マジでトラウマレベル。もうPayPayフリマに出品することは暫く無いかも知れない。

オライ
オライ

なぜPayPayフリマは売れないのか?

正直、ここまで売れないのは想定外でした。

アクセスはメルカリほどではないにしろ、あるにはある訳です。なのに、売れない。

なぜ、これ程までにPayPayフリマが売れなかったのかを考察してみました。

価格の相談システムでの値切りが常態化してる

PayPayフリマには価格の相談というシステムがありますので、コメントなどの面倒なやり取りをせずに価格交渉が可能です。

コメント無しで価格交渉してくれるので始めは煩わしさも無いし、これはPayPayフリマのメリットだと思っていました。

しかし、実際に多数商品を出品してみると、この価格相談システムが実はPayPayフリマの売れない原因の1つでは?と感じました。

基本的にこの価格相談システムのせいなのか、即決でそのまま買われるということがほぼ無くて、皆めちゃくちゃ値切ってきます。

例えば、こちらの商品。

パソコンのメモリなのですが、だいたい1000円以上は値切ってきてます。

お次は、こちらの商品。

こちらはカメラのレンズ関係の商品ですが2000円、値下げをお願いされています。

その後、カメラレンズはメルカリで、PCのメモリはラクマで、元々の希望価格で売れています。

PayPayフリマの場合、希望価格に届いていなければ無視すれば良いだけなのですが、価格相談は来るものの希望価格に届いて交渉が成立したケースはほぼありません。

結局、PayPayフリマで売れた商品は日本酒セットだけでした。

これも11000円で出品していたものですが、PayPayフリマでの初売りだし2000円の値引きなら「まあ、いいかな。」という妥協に近い取引ではありました。

クロ
クロ

おおー。とりあえず、1個だけでも売れて良かったな。

確かに。0じゃなくてほんとに良かった。

オライ
オライ

みんなヤフオクを使っている

もう1つ、PayPayフリマが売れない理由として、結局みんなヤフオクを使っているということだと思います。

基本的にヤフオクで出品した場合でも定額で出品すれば、PayPayフリマにも出品が可能なシステムになっています。

しかし、この場合には仮にPayPayフリマで売れたとしても、ヤフオクの手数料が取られてしまいます。

その代わりに露出はさらに増えますので、ヤフオク+PayPayフリマでの出品はそれなりに売れやすいです。

メルカリと違い、ヤフオクやPayPayフリマは頻繁にキャンペーンをやっており、時期によっては非常にお得に購入が可能な点も大きいでしょう。

クロ
クロ

じゃあ、なんでPayPayフリマ単体出品だと売れないんだ??キャンペーンやってるんだろ?

やっぱり皆ヤフオクをメインで使っているからじゃないかな?

オライ
オライ

販売手数料5%にするにはPayPayフリマに単体出品しないといけませんが、この場合には当然ヤフオクには商品が掲載されませんので露出が著しく少なくなります。

多分、PayPayフリマを使って商品検索している人はまだまだ少ないんじゃないでしょうかね。

オライ
オライ

ヤフオクとPAYPAYフリマだと、ヤフオクの方がお得なキャンペーンも多いし出品数も豊富なのが実情です。

ですので、単純にPAYPAYフリマの実際のユーザーが少なくて、販売力がまだないのかなと感じました。

キャンペーンは確かに頻繁にやっていますが、それ以上にヤフオクでもお得なキャンペーンをやっているのでヤフオクのがいいじゃん!ってなってしまいます。

今回の検証をした時期は2021年の年末です。

販売手数料を5%にしてから約1年近く経過しているものの、やはりPayPayフリマを単体で使っているユーザーはまだまだ少ないと実感しました。

返品時のリスクが高い

メルカリやラクマは出品者にも購入者にも非常に優しいシステムになっています。

例えば、出品した商品に不備があった場合などで、返品を希望されるユーザーがいたとします。

返品に応じた場合、メルカリとラクマでは取引自体が成立しなかった!ということになり、落札手数料と送料もキャンセルになります。

唯一、返品時に必要となる返送料だけは出品者か購入者のどちらかが負担しなければいけませんが、この返送料以外には料金が発生しません。

クロ
クロ

ふーん。てか、それが普通なんじゃないの?

まあ、そう思うよね。ところが`PayPayフリマは一味違うのさ。

オライ
オライ

PayPayフリマは返品時の対応はヤフオクと全く同じになります。

商品を発送した時点で取引が成立したとみなされて、返品の場合には販売手数料と送料、返送料の3つを負担しないといけません。

この差は正直、大きいですね。特にそれなりに大きいものになると販売手数料と送料、返送料で3000円くらいかかることもあり商品の販売価格のほとんどが無くなってしまうことも珍しくありません。

購入者も出品者も安心して取引出来るのはメルカリとラクマだと思います。

クロ
クロ

でもヤフオクは売れてるんだよね?

そうです、ヤフオクも同じシステムだけど、売れています。

その大きな理由は出品者に業者、プロが多いことと、長年運営しているため既存のユーザーが多いことが要因と思われます。

業者の場合には発送システムを独自に持っているケースも多く、その場合、送料が圧倒的に安いです。

オライ
オライ

契約にもよりますが、サイズに関わらず送料は一律500円~800円くらいで発送可能なケースも珍しくないです。

それはかなり安いな。

クロ
クロ

業者は返品時にはしっかりと対応してくれるケースが多く、それなりに安心して取引が出来ますし、既存のユーザーはヤフオクに慣れているため返品時のリスクに抵抗を感じにくいのでしょう。

ただ、ヤフオクに慣れている人はヤフオクを使うので、PAYPAYフリマをわざわざ使わないのではないでしょうか?

フリマに慣れているメルカリユーザーが5%手数料に魅力を感じたとしても、PayPayフリマは怖くて出品も購入も躊躇してしまうと思います。

結果、PayPayフリマに出品する一般ユーザーが少ない。商品も少ないので、PayPayフリマを使う人は少なくてヤフオクに流れている!という図式になっているのかなと思います。

メルカリが売れやすいため、そっちで売れてしまう

今回は比較のためにPayPayフリマ、メルカリ、ラクマで同時出品致しました。

そのため、出品して結構すぐにメルカリで売れてしまうという現象が発生。

仮にPayPayフリマだけの出品に絞って、もう少し時間をかければPayPayフリマでも売れたとは思うのです。

なので、PayPayフリマでは絶対売れないという訳ではなくて、メルカリと比較してしまうと、どうしてもメルカリの方で売れてしまうのかな、と思いました。

クロ
クロ

でもさー。それならやっぱりメルカリ使えば良くない?

まあ、うん。そういうことですね。

オライ
オライ

2022年11月に再検証

2022年の11月にもメルカリ、ラクマ、PAYPAYフリマの同時出品をしましたが、結果はほとんど変わらなくてメルカリの販売力が圧倒的でした。

1つ例外があるとしたら、高額商品です。

楽器関係の高額商品が2つ、PAYPAYフリマで売れました。

メルカリ10万円、ラクマ97000円、PAPAYフリマ95000円で出品していたのですが、この商品はPAYPAYフリマでめでたく売れました。(もう1つは8万円代の商品です。)

販売手数料の差額分、価格を安く出来ますので高額商品の場合にはPAYPAYフリマの割安感が勝ったのでしょう。

また、値引きはしない旨をしっかりと記載しておいたので、PAYPAYフリマでも無駄な価格交渉は無くなりました。

オライ
オライ

楽器だけど壊れにくい商品だったのも良かったのかなーと。高額商品&精密機械だったらPAYPAYフリマで買うのは怖いと思われるかもしれませんね。

結論:やはりメルカリが強い。販売手数料を節約したいならラクマがおすすめ

今回の検証ではPayPayフリマを使うのはまだまだ厳しいことが分かりました。

やはり一番のおすすめはメルカリです。5%割引のような思い切ったキャンペーンは無くなってしまったものの、ユーザー数が圧倒的に多くて売れやすさでは比べ物になりませんでした。

ラクマが結構売れたのは、積極的なキャンペーンのおかげもあると思います。ラクマでは購入者側に5%オフクーポンなど、積極的なキャンペーンを実施しています。

そのため、こちらの販売価格はそのままでもユーザーはかなりお得に商品を買えているはずなのです。

そういう面ではラクマは全然使えると感じました。

オライ
オライ

正直、メルカリとラクマの同時出品は全然アリだな!と思います。

PayPayフリマは5%の販売手数料は魅力的ですし、お得なキャンペーンも色々やってます。

でも、まだまだ厳しいのかな、という印象でしたね。

オライ
オライ

他フリマと同じように返品返金の責任を運営側が負ってくれないことには、手数料が安くてもメルカリやラクマには勝てないんじゃないかなーと思いますね。

ヤフオクと同時出品するか、ヤフオクのオークション出品の方が全然売れますので、PayPayフリマへの単体出品はあまりお勧め出来ません。

ということで、まとめますと

やっぱりフリマアプリではメルカリが最強。
ラクマは意外と売れたのでメルカリとの併用はあり。
PayPayフリマの単体出品は全然売れない。ヤフオクとの同時出品か、オークション出品をおすすめ。

以上のような結論になりました。

また、数年もすればPayPayフリマのユーザーが増えて使いやすくなっているかもしれませんね。

クロ
クロ

でもさー。PayPayフリマのユーザーが増えて売れるようになったら手数料10%に戻すんじゃない?

うーん。確かに!

オライ
オライ

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