中古ドメイン販売業者の1つにパイレーツドメインというものがあります。
あまり有名では無いですが、良いドメインの取り扱いもありお勧めです。
※私もお世話になっていましたが、2021年以降はドメインの入荷が極端に減ったため利用しなくなりました。
ですので、こちらの記事は以前のパイレーツドメインに関して書いた記事となっています。
・日本語で運営されたドメインも多数あり。
・価格が他中古ドメイン業者よりも割安
・中古ドメイン自体の入荷が不定期で頻度も低いのは難点
それではパイレーツドメインの特徴や使い方を見ていきましょう。
パイレーツドメインの使い方

ユーザー登録をする

このバリュードメインのアカウントを取得していないとパイレーツドメインのユーザー登録も出来ませんので、必ずバリュードメインのアカウントIDを先に取得して下さい。
ドメインの見方

NO | ナンバーは高い方が入荷の新しいドメインです。NO1が古い~NO714が新しい |
価格 | そのドメインの価格。価格は時期によって(被リンクが減る等)多少変動する。 |
TR | パイレーツドメインの独自の指標。TRが高い方がSEO効果も高いことが多い。 |
年齢 | そのドメインがWAYBACKに初回記録された年。 |
BL | バックリンクの数 |
BLD | バックリンクのドメイン数 |
BS | バックリンクのページスコアの合計(高い方が良い) |
SM | ソーシャルメディア(ツイッターやNAVERまとめ等)での共有数 |
japanese | 日本語で運営されていたドメイン |
linktype | 政:政府系機関からの被リンク 教:教育機関からの被リンク f:facebookのシェアあり |
ドメインの詳細ページ
パイレーツドメインで取り扱っている実際のドメインですが、念の為、具体的なドメイン名はモザイク処理をしておきます。
(この後に購入される方がいる可能性があるので。)
ドメイン情報

ここでは一覧ページでは分からなかった、教育機関や政府機関、FACEBOOKBOOKシェア数等の具体的な数が把握できます。
パイレーツドメインの場合、大抵はドメイン有効期限は1年近く残してくれていることが多いです。
グラフ

五角形のグラフでドメインの有効性を示しています。
私はあまりこのグラフは気にしないですね。多少いびつなグラフになっていてもそこまで気にしません。
そもそも高い数値があると相対的な問題でグラフがいびつになるから、です。
グラフの形よりもそれぞれの数値はどれくらいなのかをチェックした方が良いです。
WAYBACKMACHINE履歴のスクリーンショット

もちろん、購入検討段階にはいったら自分でWAYBACKMACHINEで調べてどのようなサイト運営だったのかを精査する必要はあります。
Ahrefsのデータ表示

UR(URL Rating)やDR(Domain Rating)、被リンク数やドメイン数だけでなくIP数やIPのclassCの数まで表示してくれています。
ClassCとは?
classCというのは非常に簡単に言えば、IPアドレスの独立性を示します。(めちゃくちゃ簡易的に説明してます。)
FC2のブログ5個からの被リンクだとクラスCアドレスが全て一緒になってしまいIP自体は5ですが、クラスCは1になります。
直近のAhrefsデータとは差異がある


被リンクが約50、ドメインが13減っているため、URやDRも少し減少していますね。
総合的には少しドメインの価値が落ちたと言えます。
お勧めは日本語で運営されたドメイン
パイレーツドメインは日本語で運営されていたドメインも多数販売しています。
おおよそですが、2割~3割のドメインが日本語運営ドメインとなっています。
また、日本語で運営されていたドメインの質自体も高く、日本語で長く運営されていた1オーナーや2オーナーのドメインものが多数あります。
この辺りはアクセス中古ドメインとは大きな差がある部分だと思います。
アクセス中古ドメインですと日本語で運営されていたドメインはアフィリエイトサイトばかりなので質という点では疑問が残ります。
[sitecard subtitle=関連記事 url=https://fbw.jp/olddomain/accessdomail/ target=]
パイレーツドメインは数自体は少ないものの、日本語で運営されていたドメインにアフィリエイトサイトはほとんど無いです。
音楽系のサイトや旅館、社会福祉法人のサイト等、しっかりと日本語で運営されてきた質の良いドメインが多数あります。
ですので、パイレーツドメインでは主に日本語で運営されたドメインをチェックされることをお勧めします。
※2021年以降は新しいドメインの入荷も減ってきていて、パイレーツドメインでの良いドメインの入手が難しくなってきています。
日本語のマークがついてないことも
パイレーツドメインでは日本語運営のサイトには「日」というマークが付いています。
しかし、中には日本語運営のサイトだけど「日」のマークがついていないものもあります。
基本的には同じドメインパワーならば日本語サイトの方が価格は高くなる傾向にあります。
(日本語運営の方が需要が高いため。)
ですので、日本語運営とパイレーツドメインで認識されていない日本語運営の中古ドメインは価格もリーズナブルでお得なことがあります。
ぜひ、注意深くチェックしてお宝のドメインを見つけましょう。
価格が他中古ドメイン業者よりも割安
中古ドメイン販売屋さんやアクセス中古ドメインよりもパイレーツドメインの方が割安です。
基本的には低価格帯(5000円以下)のドメイン自体の取り扱いは少なくて、少し高価なドメインが多いですが、全体的な質と比較すると他のドメイン販売業者よりも安いと感じます。
大雑把な例で言えば、他の業者では4万円くらいするであろうドメインが3万円くらいになっている、という塩梅で、概ね2割~3割程度は安いかなという印象ですね。
場合によっては、中古ドメイン販売屋さんだと10万円は超えるのでは?というようなドメインが5万円、6万円くらいで販売されていることもあり、おそらく日本では最も割安な中古ドメイン業者だと思います。
中古ドメイン自体の入荷が不定期で頻度も低い
パイレーツドメインは非常に質の高いドメインをリーズナブルに提供してくれる業者さんなのですが、入荷の頻度と数自体が少ないのが難点です。
こちらの更新履歴を見てもらうと分かりますが、概ね1ヶ月に1回、ドメインが追加されています。
現在は2020年の3月で、2月にも入荷されました。(この間、2ヶ月くらい空いています。)
この頻度ですと、パイレーツドメインから中古ドメインを安定的に仕入れるには少し心もとないかなという印象ですね。
サイト量産型のアフィリエイト手法をする場合にはパイレーツドメインだけを中古ドメインの仕入元とするのは厳しいでしょう。
質の良いドメインを安く提供してくれるので、まとめ買いをするというよりは一点物の中古ドメインを仕入れるのに最適だと思います。
GEARからのメルマガが届く
パイレーツドメインでドメインを購入するとその後、運営元であるGEAR代表の有薗さんからのメルマガが届くようになります。
GEARでは情報商材やセミナー、サイト売買等のサービス取り扱いもあるので、セールスメールもあります。
ただし、稀に超優良ドメインの紹介等もあるのでメルマガには常に注意を払っておいた方が良いでしょう。
このようなメールが稀に届きます。
このメールが届いたのは2月12日です。
そして、実際にパイレーツドメインにドメインが入荷されたのは2月21日。
つまり、有力なドメインはメルマガ読者に先に紹介されて優先的に購入出来る可能性がある、ということです。
情報商材やサービスの売り込みも多いメルマガですが、上記のように中古ドメインの情報が入ってくることもあるので常に注意を払っておきましょう。
パイレーツドメインの使い方まとめ
私個人としてはパイレーツドメインは日本語運営の中古ドメイン取得をメインにして使っていましたが、2021年以降は利用することが減ってきています。
それは新しいドメインがあまり入ってこなくなっているためです。
日本語運営の良質な中古ドメインを入手するなら、お名前ドットコムのjpオークションで入手するのが最も良い方法となっています。