副業としても本業としてもネットビジネスをしてお金を稼いでいく上で重要なことはインプットとアウトプットの作業を明確に分けることです。
そして、稼ぎを本気で増やしたいならば、インプットばかりに時間をかけるのはNGです。
稼ぎが増える効率的なインプットとアウトプットの比率とは!?
インプットとアウトプットの違いは?
インプットは吸収、過程
ビジネスにおいてインプットは吸収であり、もっと簡単な言葉を使えば学習、勉強です。
例えば、何か教材を買ってノウハウを勉強することは典型的なインプットと言えるでしょう。
プログラミングやWEBデザインの講座を受ける、スクールに通う。
このような行動も基本的にはインプットということになります。
アウトプットは行動、結果
インプットの反対はアウトプットでビジネスにおいては主に行動、結果を表します。
例えば、アフィリエイトならばサイトを作って記事を書く、WEBデザインならばココナラでイラストの受注をしてイラストを作成する、等です。
別の例ならば、営業マンが先輩の営業マンに付いていくのはインプットです。そして、実際に顧客にアポイントメントを取り会って営業するのはアウトプット、ということになります。
何かしらの結果を伴う行動がアウトプットということであり、特にビジネスの場合には利益を直接的に生む行動がアウトプットだと言えます。
インプットとアウトプットでの行動障壁の差は大きい
インプットとアウトプットでは行動障壁に差があり、一般的にインプットは行動に移しやすく、アウトプットは行動するのが難しいという側面があります。
人は精神的な疲労が少ないものほど行動しやすいという性質があるから、です。
アフィリエイトの例
例えば、アフィリエイトの教材を新しく買った場合。
インプットの例
教材を読む
動画を見る
会員フォーラムをチェックする
これらはインプットです。
このような作業は意外とすぐにやれます。
身銭を切って教材を買っていることもありモチベーションも高い状態ですし、これらの教材を確認する、という行動は結局は受け身なので意外と楽だからです。
TVを見る、スマホをだらだら見る等の行動とあまり変わらない、ということです。
精神も体力もあまり消費しません。
しかし、次からは状況が一変します。
その教材に書いてあることを実行に移す!ということをしなければいけないからです。
アウトプットの例
ドメインを取得
ワードプレスを開設
記事を作成
SNSの更新等
これらは受け身のままでは出来ないことなので行動障壁が高いです。
自分の頭で考えて常に手を動かして行動していかなければいけないので気力、体力、精神力と全てを消費していきます。
稼ぎに直結するのはアウトプットのみ
インプットとアウトプットは両方とも重要であることには間違いないのですが、稼ぐということに直結するのはアウトプットのみ、ということを認識しましょう。
一般的に会社で働いていると、インプットである研修等も給料が発生しますので、このような違いはあまり気にならないかもしれません。
しかし、個人でお金を稼ごうと思ったら、とにかく結果を出すしかありません。
結果が出なければ1円もお金になりません。
フリーランスの人ならば、営業をして契約を取らないといけません。
アフィリエイトの場合には記事を書いてサイトを作り、集客をしないといけません。
これらの結果を出すためにはアウトプットこそが重要なのです。
アウトプットにも2種類ある
私はアウトプットを主に2種類に分けて考えています。
先程言及した、稼ぎに直結するアウトプット、稼ぎに
初心者はインプットで満足しやすい
大抵はアフィリエイトに限らず、プログラミングでもWEBデザインでも初心者はインプットに時間をかけてしまいます。
インプット自体は非常に重要なことですし、アフィリエイトの初心者ならばノウハウを学ぶためにも、インプットをたくさんしていかなければいけないのは当然ではあります。
しかし、ノウハウコレクターになる人、色々な儲け話に惑わされる人、なかなかスキルを習得出来ない人は、行動障壁が低いインプットだけで満足している傾向があります。
勉強するのは好きだけど、実際に実行するのは億劫に感じているのです。
プログラミング等のスクールに通うケースでも授業は好きなのに課題を出されるのは嫌だという場合にはアウトプットの行動障壁を超えていないので要注意です。
逆の言い方をすれば、これらの人は結果が出るアウトプットの行動を無意識レベルで避ける傾向があります。
この場合には、心か体のどこかに行動出来ない、行動をしたくないファクターがあるはずなので、その深層心理を読み取ってそれを解決する必要があります。
稼ぐためのインプットとアウトプットの比率
継続的に稼ぐためには、どれくらいの比率でインプットとアウトプットをこなせば良いでしょうか。
体感的にはインプット1でアウトプット9くらいの感覚だと思います。
・初めからアウトプットも心がける
初心者はインプットが多くなってしまうのは仕方の無いことです。
インプットが全く無ければアウトプットすることが出来ません。
ですので、この時点でインプットの比率がある程度、高いことは全く問題ありません。
ただし重要なことはインプットと同時にアウトプットも心がけることです。
駄目な例はインプットが10でアウトプットが0のように、極端にインプットに偏っている場合です。
本の例
例えば、啓発系の本やスキル、ノウハウ系の本等では書き込みをするページがあるものも多いです。
問題出してそれを解くためのページ、啓発系ならば自分の目標を書くページ等々。
本を読む際にインプットだけでなく自分で考えて書き出す、という作業をさせている訳です。
本はたくさん買って読んでいるけれども、このような書き出すページは全て白紙のまま、という場合にはアウトプットを苦に感じている可能性が高いので要注意です。
初心者のアウトプット比率は?
初心者のうちはインプットが多くなるのは仕方がないです。
極力、アウトプットも心がけて、インプット5アウトプット5くらいの比率にはなるように、行動することを心がけて下さい。
アウトプットがインプットも促す
習うより慣れろ、ということわざがあるように、インプットでノウハウばかり学んでも、正直何をするべきなのかはよく分からない、ということは良くあります。
とりあえず、教材を読みながら、書いてあることを実践してみる、行動に起こすということが重要です。
こまめに繰り返す
インプットとアウトプットはこまめに繰り返すことが重要です。
サイトを作れと書いてあれば、とりあえずサイトを作りましょう。
記事を書けと書いてあれば、記事を書けば良いのです。
こういうプログラミングを作れと書いてあれば、試しにプログラミングしてみましょう。
何かを行動すれば、必ず結果が出ます。
出来たサイトが変だった。
書いた記事が言いたいことも分からない記事になった。
作ってみたプログラムはエラーばかりに。
このような結果になったとしても全く問題ありません。
その後にまた教材を読んで確認すると、より内容が理解出来るようになっているからです。
インプット→アウトプット→インプットをこまめに繰り返していくことで、ノウハウの内容に対する理解が深まっていき、どんどんアウトプットの時間を増やすことが可能になります。
ほぼアウトプットになる
インプットとアウトプットを繰り返していき、そのノウハウへの理解が深まっていくと、最終的にはほとんどアウトプットのみになります。
稼げるようになり、効率よく収益化が出来るのは、作業がこのアウトプットオンリーになってからのことです。
スキルをマスターしてからがスタート
プログラマーでもデザイナーでもそうですし、アフィリエイターでもトップの人間は自分のノウハウ、スキルが確立されています。
ですので、自分もまずは自分の中でノウハウや作業を確立した状態になって、始めて稼げる準備が出来た、ということを認識するべきです。
何か副業をやろうと考えている、もしくはスキルを身につけて稼ごうと考えている人は、このスタート地点に立つ前に諦めている、挫折しているのが現状ではないでしょうか。
インプットだけに惑わされずにアウトプットにもしっかり力を注ぐことです。
それだけで、このスタート地点までたどり着ける可能性は高くなります。