ブログやSNSをやっていると、自分だけのオリジナルのアイコンが欲しいなと思ったことはありませんか?

うおおおー!アイコン欲しいーーー!
やっぱりアイコンって重要よね。

このネコ2匹のアイコンはココナラで作成してもらったアイコンです。
ココナラでのアイコン作成の依頼方法が分からないと悩んでいる方に、
アイコンの作成依頼から完成までの具体的なやり取り方法
アイコンの作成にどれくらいお金がかかるのか?
良い絵師さんを探すコツ
自分のイメージした通りのアイコンを作成してもらうには
といったことをお伝え出来ればと思います。
アイコン作成依頼はただ漠然と依頼をしても良いイラストには仕上がらないので、ここでアイコン作成においての重要なポイントを把握しておきましょう。
ココナラとは?
そもそもココナラを知らない方のために、簡単にココナラについて説明致します。
ココナラは知識・スキル・経験など、みんなの得意をサービスとして出品・購入できるスキルマーケットです。
自分の得意をスキルマーケットとしているサービスですので、趣味レベルのものからプロレベルまでサービスは様々です。
イラストやアイコンの依頼をするならばココナラが圧倒的におすすめです。

なんで、ココナラがおすすめなの?
今、日本でクリエイターが一番集まっている場所だし、やり取りのし易さ、価格、サービスを考えるとココナラ一択だよ。

イラストやアイコンの作成を依頼する場合には、自分の予算内で、レベルの高いイラストレーター・絵師に依頼をすることがポイントです。

絵師って何だにゃ?
元は日本画の画家のことを言う言葉だったらしいけど、今ではネットスラングとしてイラストレーターに使われることが多いね。イラストレーターって言葉が長いからかな。

ココナラでイラスト・アイコン作成のポイント
イラスト・アイコンのイメージを固める
まずはイラストやアイコンの具体的なイメージを固めることが重要です。
具体的なイメージがないと、絵師さんに依頼する際にも曖昧な指示になってしまうので、良いアイコンには仕上がりません。
必ずどんなアイコン、イラストが欲しいのかイメージを固めておきましょう。
具体的な用途からイメージを作る
まずはどのような用途でイラスト・アイコンを使うのかを考えましょう。
私の場合には
吹き出し用のアイコンなので、複数の表情が必要
色々なブログで使い回す予定のため、あまりキャラが立ちすぎていないキャラクターにする
おちゃらけ要素がほしかったので、人ではなく動物や何かのキャラクターをイメージ
猫を飼ってることもあり、ネコに決定
まずは、ざっくりとこのような感じでアイコンを猫にすることを決めました。
ここから、さらに深堀りしていって、どのようなネコにするかイメージを膨らませます。
多少のストーリ性を出すために猫は2匹登場させる。(うちの飼い猫たちをイメージ)
オス猫はちょっと抜けてるおバカ。メス猫が好き。
メス猫は可愛くて賢いイメージ。クールビューティー。
色はオスが黒基調でメスが白基調。
こんな感じで自分が望むイラスト、アイコンのイメージを作っていきます。
キャラかぶりが無いか市場調査をする
唯一無二のキャラクターアイコンにしたい!という場合には綿密な調査が必須になります。
なぜなら、キャラクターが二番煎じではインパクトが薄れてしまうからです。
特にTwitterなどのSNSアイコンの場合には他のアイコンと比べられる機会が多く「パクリだろー!」とか言われかねないので、二番煎じは宜しくありません。
必ず自分がイメージしたイラストに似たアイコンをすでに使っている人がいないかをしっかりと調査するようにしましょう。
今回は、ブログがメインで猫という在り来たりのキャラクターのため、細かな市場調査、ライバル調査はしませんでした。
イラストレーターを探す
ある程度、自分が依頼するイラストのイメージが固まったら、実際にお願いするイラストレーター、絵師さんを探しましょう。
当たり前の話ですが、価格に比例してイラストのレベルも高くなる傾向にあります。
まずはココナラのアイコン作成ページへ行きます。

上記のリンクでは直接アイコン作成ページに移動しますが、トップ画面からは1~3の順番でアイコン作成のサービスへ行きます。
アイコンは出品数が非常に多いので、予算である程度、出品数を絞ると良いです。

アイコン作成時の価格の相場
アイコン作成はイラスト・漫画カテゴリの中でも最も価格が安い傾向にあります。
アイコンの場合、サイズが小さく上半身だけ、背景も単純、などで制作時間が短いのが安い理由だと思われます。
表示されている価格はアイコン1枚あたりの価格であることが多いため、表情が数パターン欲しい場合には別途料金が必要です。
500円~2000円

最もリーズナブルにアイコンを作成したい場合にはおすすめの価格帯です。
さすがに500円でやってくれる人はなかなかいないので、1000円~2000円くらいを目安に探すと良いです。
この価格帯の場合には、趣味でイラストをやっている場合が多く、クオリティが高いものを求めるのは難しいですが、中には1000円でこんなにクオリティが高いの!という人もいます。
手始めにココナラでアイコンを作成してもらいたい!という場合には良いと思います。
2000円~4000円

アイコン作成としては最も標準的な価格帯で出品数も多いです。
この価格帯の場合、大抵は絵師さんにそれぞれ得意なタッチや画風があります。
それが自分の求めるイラストのイメージに合うならば、それなりに安い価格で自分のイメージ通りのイラストが手に入ります。
あまり予算をかけたくないけど、そこそこ良いイラストが欲しい場合にはおすすめです。
4000円~8000円

この価格帯では本職のイラストレーターさんも多くなってきますし、イラストのクオリティも上がってきます。
それぞれに得意なタッチなどはあるものの、様々なテイストのイラストを書き上げることが出来るため、より自分の求めているイメージに近いイラストが望めるようになります。
それなりに高いクオリティのイラストを求めているならば、この価格帯を選ぶことをおすすめ致します。
8000円~15000円

アイコンの場合には8000円以上の予算があれば、高レベルのイラストレーターに依頼が可能です。
この価格帯になると、本職がイラストレーターのケースがほとんどですので、こちらの要望を上手く具現化して素晴らしいアイコンに仕上げてくれるでしょう。
アイコンの場合、15000円以上の出品者はほとんどいませんので、1枚あたりの予算15000円でイラストレーターを選び放題です。
最高レベルのアイコンを求めている場合にはこのクラスのイラストレーターに依頼しましょう。
まれに、なんでこのクオリティでこの価格???というケースもあるのでその点は注意です。
自分に合った最高のイラストレーターを見つけるコツ
イラストのことなんて全く分からないし、予算は決まっているけれども、正直どの人を選べばいいのか分からない!と迷ってしまうこともあると思います。
その場合には
PROのタグが付いている
出品者ランクがゴールドかプラチナ
評価数が多い
お気に入りの数をチェック
満枠対応中の人
サンプルを良く見る
これらを参考にして選ぶことをおすすめ致します。
PROのタグが付いている

PROのタグが付いている出品者は、ココナラからPRO認定された出品者です。
PRO認定は、主に「品質」「納期」「情報管理」の3つの観点で高い基準を満たしたサービスの出品者を認定しています。
ですので、サービスの質が高い傾向にあると言えます。
アイコン作成でPRO認定されている出品者はかなり少ないので、PROのタグが付いている人はまず間違いないです。(ただ、相場よりも高額な場合がほとんどです。)
出品者ランクがゴールドかプラチナ

ココナラには出品者ランクが定められています。
イラストレーターを探す場合には、ゴールドかプラチナから選んでおけば間違いありません。

出品者のユーザー名の隣にランクが表示されています。
評価数が多く評価が高い
ココナラでは取引した場合には必ず相手を評価する制度になっています。
評価には全体評価と出品物ごとの評価があります。
チェックするべきなのは出品物の評価、つまりイラスト作成サービスの評価数です。
評価数が多く、さらに評価が良ければそのイラストに満足している人が多いと考えられます。

こちらの出品者さんは、PRO認定でプラチナランク、評価は729件あって★5つということが分かります。
これだけで、かなり信頼出来るサービス、出品者であることが分かります。
お気に入りの数

ココナラには利用者がサービスを後からでもチェック出来るように、お気に入り(ブックマーク)機能があります。
検索時に気になるイラストレーターが見つかった場合には、お気に入り数もチェックすると良いです。
お気に入りが多いということは、ユーザーが気になっているイラストレーター、後で依頼するかもしれないイラストレーターということですから、人気のバロメーターとなります。
満枠対応中の人をチェック
PRO認定はなかなかいないですが、評価数が多くてゴールドかプラチナランクのイラストレーターは多数います。
ですので、結局よく分からん!!!ってことが少なくありません。
そこで、もう一つの目安となるのが【満枠対応中の人】です。

満枠対応中というのは、お客からの依頼が自分のキャパシティを超えちゃってます!というときに出る受付停止中の表示です。
つまり、満枠対応中=現在進行形で人気がある!ということになります。

でも、満枠だったら依頼出来なくない?
はい。満枠の場合には依頼が出来ませんので、【再開したら通知を受け取る】にチェックを入れておきましょう。

受付再開時にはメールで通知が来ますので、その後すぐに依頼をすればOKです。
満枠の人を待つのは面倒だ!という場合には、依頼をたくさん受けてる人を探すのも手です。

上記のケースでは3人が現在進行系で依頼しているので、かなり人気のあるイラストレーターであると判断出来ます。

人の評価ばっかり気にするのもどうかと思うけど
まあ、イラストは正直よく分からないって人には、判断の一つにはなるからね。

サンプルを良く見る
今までの目安を元にして、最終的には自分がイメージしたイラストに合った出品者、サービスを選ぶことが重要です。
なので、出品者のサンプルイラストをしっかりチェックするようにしましょう。
大きく分けると、デフォルメ系のイラスト、アニメ系イラストに大別されます。
デフォルメ系

ブログでは定番なのはデフォルメ系だと思います。
私もデフォルメ系をイメージして出品者を探しました。
アニメ系

アニメ系はブログよりもSNSやYOUTUBEのアイコン作成での需要が高いものと思われます。
アニメ系のイラストの方が仕上がりに時間もかかりますし、高度な技術が必要なことが多いので、相場は高くなる傾向にあります。

イラスト・アイコンを実際に依頼して購入するまで
それでは、以上のポイントを元にして、早速アイコンをイラストレーターさんに依頼したいと思います。
依頼の流れとしては
依頼の相談・提案
出品者から見積もりの提示
問題がなければ正式に依頼をする
出品者から購入提案が届く
提案を購入する
大まかにはこのような流れになります。
依頼の相談・提案をする
イラストやアイコン作成の場合には、サービスを即購入!という訳ではなくて、【見積もり・カスタマイズの相談】によって、見積もりを取ることから始めることがほとんどです。
これは、いきなりサービスを購入されると、料金が違うじゃないか!と後からトラブルになることがあるためです。
それでは早速、良さそうな出品者を探していきます。
依頼したい出品者を探す
どんな出品者が良いかの基準は先程説明致しましたので、そちらを参考にして下さいね。
それを元にして、数ある出品サービスの中から、気になる人を片っ端からお気に入りに入れてきます。
そこから実際に依頼してみたいなと思った人に【見積もり、カスタマイズの相談】でアプローチしていきます。
見積もり、カスタマイズの相談の段階では料金は発生しないので、まずはやり取りをしてみて感触が良さそうな方に決めるのも良いと思います。
私が実際に依頼した方(きりしま様)

私は色々迷ったあげく、上記の方に依頼しました。
掲載されていたサンプルが自分の想像するイラスト像と近いと感じたためです。
今回は出品者のきしりまさんから、アイコン依頼から完成までのやりとり公開の許可を頂きましたので、実際のやり取りを含めて公開致します。
見積もりを取る
まずは【見積もり・カスタマイズの相談をする】から見積もりを取ります。

すると、見積もり・カスタマイズのページにいきますので必要事項を記載していきます。
相談タイトルの記入
相談タイトル、用途、枚数などを記載していきます。

任意になっている部分はチェックしなくても問題ありません。
相談の詳細を入力
次に相談の詳細を入力致します。
初めに商用利用、著作権譲渡希望などを選択。
基本的には相談内容で詳しい用途などを説明するため、自分の利用方法が商用利用になるのかよく分からなければ、【未定・その他】を選んでおけばOKです。


相談内容を記入していきます。私の場合は以下のように相談しました。
私は本名で相談しましたが、ペンネームでも良いと思います。
初めまして、アイコンの作成依頼でメッセージさせて頂きました。
生頼と申します。
https://fbw.jp
上記のブログを運営しており、登場人物のアイコン作成依頼をお願い致します。
ブログの構図的に管理人が先生役、ちょっとアホの生徒役のオス猫、サポート役の賢いメス猫、という形を想定しています。
今回は猫2匹のアイコンをお願いしたいです。
2匹とも猫なのですが、オス猫は少しアホそうだけど愛嬌があって親しみやすい感じで、メス猫はクールビューティーなイメージを希望しています。
オス猫は黒と白の混合でメス猫はキジトラっぽい感じをイメージしています。
リアルな猫というよりは、キャラクターをイメージしていて、2匹にそれぞれ個性が感じられるとうれしいです。参考写真1がオス猫のイメージで、参考写真2がメス猫のイメージになります。
参考画像では男猫がカッコいい感じですが、もっとアホっぽいカワイイ感じが良いです。(良い参考画像がなかったのでこれになりました。)
メス猫はイメージ的には写真のようなイメージになります。(このままを希望している訳ではなく、理想とする大まかなイメージになります。)
以下、テンプレートに沿ってこちらの細かい要望をお伝え致します。
■猫その1(イメージは参考写真1)
【性別】
オス猫
【表情】
通常 笑い 泣き 驚 怒 の5表情(きりしま様のサンプルのアイコン/表情違いラッコのイメージです。)
驚(ラッコの4枚め)の白目はカワイイのでぜひあの感じでお願いしたいのですが、吹き出しは右でも左でも使うのでビックリ感を出している黄色い装飾?は無しでお願いしたいです。
同様に2枚めの笑いにある周りのキラキラも無しでお願い致します。
吹き出しで使うのがメインになるので、構図としては正面に近い方がありがたいです。
(サンプルのラッコはやや右向きですが、このくらいならほぼ正面なので問題ないです。)
【目の形・目の色】
目はきりしま様のサンプルの白い猫(アイコン/小物ありの2段目右端)のように、ブルーの白目に黒瞳も素敵です。
形としてはあそこまで細めではなくて、丸い目の方がアホっぽさが出るかなと思います。
ただ、アイコン/動物/背景ありのトラのようにシンプルな黒目もいいかなと思っていて、正直、目に関しては迷っています。
【髪型・髪色】
参考写真1では猫の耳が立っていますが、これだと少しカッコいい感じが出てるように思うので、参考写真1のイメージをベースにして参考写真2のような耳が離れている方が良いかなと思っています。
【服装】
猫なので服なしで、そのままでお願いします。
猫の柄としては参考写真1のように黒ベースでお腹まわりが白い感じがいいかなと思っています。
【ポーズ】
特に指定のポーズは無いので、きりしま様のペンギンやレッサーパンダ?(アイコン/表情違い②の2段め、3段目)のようなイメージです。
【背景】
背景無し、透過??でお願い致します。
■猫その2(イメージは参考写真2)
【性別】
メス猫
【表情】
通常 笑い
こちらの猫はアイコンで使う割合が低いため、2表情でお願い致します。
【目の形・目の色】
可能なら参考写真2のような感じでお願い致します。
【髪型・髪色】
参考写真のイメージです。
【服装】
猫なので服なしで、そのままでお願いします。
柄はもっとキジトラっぽい感じで色合いは参考写真2のような感じをイメージしています。
(参考写真は額にハートの柄がありますが、これをキジトラのタテジマ?っぽい感じに変えるイメージです。)
【ポーズ】
特に指定のポーズは無いので、オス猫同様にきりしま様のペンギンやレッサーパンダ?(アイコン/表情違い②の2段め、3段目)のようなイメージです。
【背景】
背景無し、透過??でお願い致します。
【その他なにかあれば】
オス猫に関しては全身を希望しているのですが、予算の関係もあり、一度お見積りを頂いてから決めたいと思います。
依頼したいのは猫1(+表情差分4+可能なら全身絵)猫2(+表情差分1)になるかと思います。
あまりイラストの依頼をしたことが無いので、間違いや不足情報などございましたらば、お手数ですがご教示下さい。
尚、特に急いではいないので、納期は気にしません。
よろしくお願い致します。
生頼
依頼内容に関して、特に気をつけたこと。
出品者の指定するテンプレート通りに記載していく。(テンプレがある場合)
イメージを可能な限り、具体的に伝える
理想とするイメージの参考写真を添付する
その人のサンプル画像でイメージに近いものを探す
可能なら、参考写真や参考イラストを添付すると良いと思います。(今回、添付したイラストは著作物も含まれるので割愛しますが、私のイメージに近い猫のイラストを提出しました。)
依頼内容が曖昧だと出品者も困ってしまいますし、作成されるラフ画もなかなかイメージ通りのものが上がってきません。
可能な限り、具体的な依頼をするのが良いイラストに仕上がるコツです。
予算や期限を決める

予算目安や提案期限などを決定します。
提案期限は「この期間内にやり取りをして、見積もりを下さいね!」という期限になります。
まともな出品者なら1日~2日以内には正式な提案書を提出してくれますが、1週間くらい期限があっても良いと思います。
納品希望日に関しては、期限が決まっているなら、その希望日を記入しましょう。
以上が見積もりの相談になります。これを送信したら、後は出品者からの返信待ちです。
出品者から見積もりに関する返信
送信から数時間後に早速返信が来ました。


これで正確な見積もり金額が分かりましたので、金額に問題がないか検討し、問題なければ正式に依頼をする形になります。
正式に依頼をする

特に問題なかったので、正式にお願いすることにしました。
もしも、見積もりが思ったよりも高かったなど何かしら問題がある場合には、お断りの返信をしましょう。
出品者は見積もりの返信で時間を割いているので、そのまま返事をせずに放置するのはNGです。

正式な見積もり提案が届く
その後、正式な見積もりが届きますので、金額や内容に問題がないかを確認してから購入します。

提案を購入する

【提案を購入する】のボタンをクリックすると支払い画面になりますので支払いを済ませます。

支払い方法は、ポイント払いやクレジット決済、コンビニ払い、銀行振込などがあります。
今回はポイント払いを選択しました。尚、クーポンがある場合には使いたいクーポンを選択して下さい。
基本的には一番割引率が高いクーポンを選べばOKです。
最終確認になるので、支払額や支払い方法に間違いが無いか確認して問題がなければ【確定する】をクリック。

以上で、正式なサービス購入となります。
イラスト・アイコンの作成
ここからいよいよ具体的なアイコン作成作業になっていきます。
提案を購入すると、出品者よりメッセージが来ます。
購入後にこちらから先に挨拶するのも良いと思います。私の場合は、出品者様からすぐに連絡が来ました。

もしも、気になることや要望などがあればこの時点で伝えておきましょう。
私の場合には、見積り依頼のときに全てお伝えしているので、ここでは特に伝えることはありませんでした。
ラフ画の作成
まずはラフ画が上がってくるので、そのラフ画をチェックします。
※本来、ラフ画は転用禁止です。今回は作者様より許可を頂いてそのまま公開しております。


1回目のオス猫のラフ画
1回目のラフ画で上がってきたイラストがこちらです。


あら、かわいいわね。
でも、今の僕とはちょっと違うなー。

真っ黒な黒目の場合(右のラフ画)、猫というよりもレッサーパンダやリスのように感じたので、ベースは左のラフ画に決定しました。
ラフ画の修正を依頼
このラフ画の修正依頼は超重要です。正直、私としてはイラスト依頼で一番気を使った部分と言えます。
仕上げの段階では色の指定などで細かい部分を詰めていきますが、まず元となるラフ画、イラストがイメージ通りになっていなければ良いものが出来るはずがありません。
反対にラフ画さえしっかり自分のイメージしたものになっていれば、完成するイラストが素晴らしいものになる可能性は非常に高くなります。
ラフ画の修正は手間がかかりますので、修正回数には制限がある場合がほとんどです。
今回、依頼した【きりしまさん】はラフ画の修正には回数の記載は無かったものの、相手の労力を考えると出来れば1回の修正で済むようにしたいと思いました。
具体的な修正案を出す
修正案は相手に修正箇所が分かるように出来るだけ具体的に伝えるようにしました。


提出されたラフ画をアプリで少し修正してイメージに近いものにし、さらにイメージに近い絵を添付しました。
提出したものがこちら。

ラフ画をこのように修正されるのは、嫌がる出品者様もいるかと思いますので、修正OKか確認してからやった方が無難です。
私としては具体的なイメージを伝えて、修正回数を減らす方がお互いにとって有益と考えましたので、この方法を取りました。(正面のイラストだったので、簡易的な修正が可能だったという理由もあります。)
このようにイラストや手書きの絵を使うなどして、オスっぽさとアホっぽさのイメージを可能な限り伝えました。
修正されたラフ画




ここで色々と案を提出して頂けたので助かりました。
黒目が細いバージョンが最もシックリ来たので、それをベースにお願いしました。

ということで、ベースになるオス猫のラフ画の完成です。


おおー!僕になったぞ。
メス猫のラフ画の作成
完成までの流れはオス猫のみを公開致しますが(制作過程は両方同じため)、ラフ画の作成過程はメス猫のやり取りも公開致します。



ということで始めにあがってきたラフ画が以下の2パターンです。


あら?だいぶ今の私と違うね。
具体的な修正案
こちらのメス猫は自分がイメージしていたものと結構離れてしまっていたので、どう説明しようか難儀しました。
クールビューティーを説明で強調し過ぎたためか、結構きつめの印象になっていたので、その辺の修正を依頼しました。


上記が修正依頼のメッセージです。(添付写真は著作物も含むため割愛します。)
簡単に書くと
可愛さを強調
輪郭などの修正
色は薄くするか思い切って白にする
首元が寂しかったのでアクセサリーの追加を依頼し
イメージに近いイラストを添付
こんな感じで修正をお願いしました。
うちの猫が黒猫とキジトラなので、その色をイメージしていたのですが、色は変更することにします。

ひどいわ。私はホントはキジトラなのに。
修正されたラフ画


最初のラフ画を見てメス猫に関しては最悪ボツにしようかと考えていましたが、この修正イラストで、めちゃくちゃイメージに近づきました。
何という素晴らしい修正力でしょう。これはイケる!と思った瞬間です。

決定したラフ画が以下です。


あらー。私だわ。
表情差分の作成
ラフ画が完成しましたので、次に表情差分の作成となります。
ブログの場合、色々な状況下で吹き出しを使うこともあり、数パターンの表情が欲しかったので別表情もお願いしました。
笑顔

泣き顔

驚き顔

怒り顔

表情の追加のお願い
色々な表情を見て、他にも表情が欲しくなり追加出来るかを確認しました。

すると、追加OKの返信が。

おひねりで追加支払い
ココナラには追加支払い機能があります。
チップを支払いたいときや、追加で依頼をした時、修正依頼が上限回数を超えた時などに、支払いをすることが可能です。

すると、支払い画面になるため、追加見積もりの金額を入力。


以上で支払いが完了しました。

大笑いの表情追加分

大笑いはニッコリ笑顔との対比が欲しかったので、その点を相談しました。

ビックリマークを付ける&舌を追加、をお願いしました。



これでラフ画は表情差分も含めて全て完了しました。
清書&下塗り
ここからはラフ画を清書し、色を塗っていく段階に入ります。
ここまで来たら、ラフ画からのやり直しは出来ないので、目の形を変えてほしいとかポーズを変えたいとかの変更はNGになります。
納得のいくラフ画に仕上がっているかをよく確認した上で、清書をお願いすることをおすすめ致します。
目の色選択




目の色は黄色になったんだな。僕はホントは青が良かったかなー。
他の表情の清書





あれ?清書になったらサクサク進んでいくね。
ラフ画の修正や表情のところで色々注文付けちゃったし、色にそこまでこだわりは無いからね。お任せでいいかなって。

仕上がり、完成
ということで、ラフ画が決まったら、一気に仕上げて頂きました。



問題なかったのでメス猫の作成をお願いしました。
え?私の制作過程はないの???


まあ、ラフ画以外は流れがほぼ一緒だからね。いらないっしょ。
ひどいーー。

完成したイラスト(オス猫)


画像を圧縮しているので目の部分が少し変になってるなー
アホ感もありつつ、ちょい悪感もあって、いい感じだな!


自分で言うのね。
完成したイラスト(メス猫)


すごい!素敵なイラストになってうれしい!
正直、クロをメインで使う予定だったんだけど、シロが可愛いからシロをメインにするわ!


酷くない?
ココナラのイラスト作成でかかった金額
今回のイラスト作成では
オス猫5000円
全身絵1000円
表情差分5枚2500円
メス猫5000円
表情差分2500円
合計16000円+サービス料881円=16881円
合計で16381円(クーポンで500円引き)かかりました。
キャラクター1体で表情差分も含めると、概ね5000円~10000円くらいかかると考えておけば良いと思います。
もちろん、どんなイラストレーターさんに依頼するかで値段は変わります。
おひねりはいるのか?
ココナラには、【おひねり】という支払いボタンがあります。
私も今回の追加支払いではおひねりを使いました。この場合には、表情差分追加のために使用しましたが、純粋にチップの支払いとしておひねり機能を使うことも可能です。

出品者さんにおひねりを支払った方がいいのかな?
ココナラ自体に必ずおひねりを支払うべき、といった風習はありません。色々な出品者さんの話を考慮すると、おひねりを支払う人は10%にも満たないようです。
個人的には、「受け取ったサービスに値段以上のものを感じた場合」に支払ったらいいと思います!

主は今回、おひねりを払ったのか?
今回のやり取りを公開するお礼も兼ねて、3000円払ったよ。


それはただの交渉であって、おひねりでは無いのでは。
ココナラでのイラスト・アイコン作成まとめ
イラストやアイコンはココナラで依頼するのがベスト
イラスト・アイコンはどんなものにするのか、具体的なイメージを作っておく(製作者に丸投げはNG)
キャラ被りが無いかSNSや他のブログをチェック
予算やお気に入り数や評価数、サンプルが自分のイメージしたイラストに近いなど、様々な要素を考慮してベストな出品者を選ぶ
見積もりを取る時には出品者のテンプレートに沿って出来るだけ具体的に伝える(自分のイメージしているイラスト、枚数、構図、参考画像など)
購入後、ラフ画の修正は具体的に修正してほしい箇所を伝える(別の参考画像を添付するなども効果的)
清書の段階に入ると、色以外の修正がほぼ出来ないため、必ずラフ画作成時に修正をお願いしておく(清書後の修正依頼は別料金の可能性高)
ココナラでは、おひねりや追加支払いより、追加で料金支払が可能。
純粋なチップとしてのおひねりは特に支払う必要は無し。(サービスに価格以上の価値を感じたらお礼として支払うと尚良し。)

私達が出来るまで、こんなに大変だったんだね。
今回はイラストを作成することが、とても大変な作業なんだなということが分かりました。
もちろん、イラストレーターさんによって、どのような対応、作業になるかは変わると思います。
イラストの依頼はあまり経験がありませんが、きりしまさんは複数提案をくれますし、かなり丁寧に作業をしてくれるイラストレーターさんだと感じました。
良い出品者さんに作成してもらうことが出来たため、思った以上のイラストになり、うれしい限りでした。

ところで、主のアイコンは、なんでフリーイラストなんだ?
まあ、僕は人間だから、どうでもいいと思って。


ダメだろー。
どうやってココナラでイラストを頼めばいいか分からない、という方のために、今回はやり取りを全て公開致しました。
ブログに限らず、SNSなどでアイコンを作成して欲しい!と考えている人は多いはずです。そんな方の参考になれば幸いです。
ぜひ、あなたもココナラで素敵なアイコン、イラストをゲットして下さいね。