グーグルアナリティクスでダイレクト流入の多くが新規ユーザーで疑問に思ったことはありませんか?

何か自分が気づいていない特殊なアクセス流入源があるのか?もしあるならば、それを把握してアクセス数を増やしたと考えて、この新規ユーザーが何なのかを考察致しました。
ダイレクト(direct)アクセスとは?
ダイレクトアクセスというのはグーグル検索や他サイトからのリンク等、他の媒体からの流入ではなくて、直接サイトを訪れたユーザーのことです。
最も想像しやすいのは、直接URLを検索窓に打ち込んでサイトに訪れた人でしょう。
ダイレクトで新規ユーザーが多い疑問
こちらは私が運営しているサイトの1つです。
ダイレクト流入の数が多いです。

打ち合わけを見てみると、新規ユーザーがほとんどです。

約2万アクセスのうち18000のアクセスは新規ユーザーということになります。
サイトの特性から考えても、URLを直接打ち込む人がここまで多いとは考えられません。
そこで、このダイレクトのアクセスはどこから来ているのか、という疑問が生まれました。
ダイレクトの主原因はIPHONE
結論から言うと、ダイレクトの主原因はIOSからの流入と考えられます。
基本的には普通にサイトを運営していたら、直接URLを打ち込んでサイトを訪問するユーザーはあまりいないでしょう。
あなたは最近、直接URLを打って頻繁にサイトを訪問したでしょうか?恐らくしてないと思います。
では、ダイレクトのアクセスはどこから来ているのか?
ここでグーグルアナリティクスの参照元/メディアを見てみます。
すると、グーグル検索、ヤフー検索、ダイレクト、ドコモアプリの検索、bing検索が主な流入元であることが分かります。

この中で注目したいのが、MACBOOKやIPHONEの標準ブラウザであるサファリブラウザが参照メディアにないことです。
こちらがこのサイトのOSシステムの比率です。 iOSが圧倒的に多いです。

MACBOOKやIPHONEを利用していても、グーグルクローム(Chrome)や他のブラウザを使用しているケースは多いと思います。
それでもiOSの標準ブラウザであるサファリブラウザを使っている人も割合的には多いでしょう。
つまり、当サイトの場合、ダイレクトのアクセスのほとんどはiOSからの検索によるものと推測されます。
ダイレクトの多くはオーガニック検索によるもの
ダイレクトのアクセスは直接サイトに来たアクセスだけを表示している訳では無くて、グーグルアナリティクスで設定されているいる主なアクセス流入源に含まれていないアクセスは全てdirect/noneに分類される、ということになります。
本来ならば主要なアクセス流入源であるiOSのサファリブラウザやその他の人気のあるブラウザが不明なアクセス元として計測されてしまうために、多数のdirect/noneアクセスが発生しているということです。
結局はdirect/noneの新規ユーザーのほとんどはオーガニック検索なので、特にこのアクセスを増やすための対策は無いよね、という結論に落ち着きました。